WordPressサイトでテキスト圧縮をしてページの読み込みを速くする方法を備忘録的に投稿します。
テキスト圧縮による効果
PageSpeed Insightsで計測した読み込み速度の比較を先に載せます。テキスト圧縮の設定を行う前が、こんな感じ。
設定すると、スコアが10伸びました。それでもChrome的には遅いと表示されていますが…(笑)
設定するだけで、読み込み速度が改善されるのでやらない理由がありません。
.htaccessの修正
テキスト圧縮の設定方法は色々ありますが、一番簡単な.htaccessファイルにAddOutputFilterByTypeを追加する方法を紹介します。WordPressの管理画面からは行えず、直接サーバーのファイルを編集する方法になるので、サーバーのディレクトリを参照してファイルの読み書きができる状態でないと使えません。
サーバーのファイルを直接編集できない場合は、WordPressのプラグインで設定することができます。(プラグインの有効化が必要)
設定は、次の手順で行います。
1. サーバー内のWordPressのルートディレクトリにある.htaccessファイルを探してダウンロードします。(ツールによっては、ファイル名が無い場合に表示されないことがあるので注意)
2. ファイルをメモ帳などで開いて、次のコードを追加します。
<IfModule mod_rewrite.c>
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html text/plain text/xml text/css text/js application/x-javascript application/javascript
</IfModule>
3. 編集したファイルを保存して、サーバー内の元の場所にアップロードします。
まとめ
テキスト圧縮はWordPressのページの読み込みが遅い場合に、比較的簡単な作業で改善させることができます。
劇的な高速化までは至らないですが、今回の実験では「PageSpeed Insights」でスコアを10上げることができました、
対応していない古いバージョンのブラウザでは表示できなくなるデメリットがありますが、多くのブラウザでテキスト圧縮をつかうことができるので、設定するメリットの方が大きいです。
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