Windows10のVPN機能で接続する際に、通知エリアに「接続試行中」や「○○に接続中」などが表示されてしまう不具合があるようです。別記事「Windows10でVPNが接続できない場合の対処法」にも対処法を書いてありますが、緊急アップデートがあるようなので、書いておきます。
VPN接続の「接続試行中」
Microsoftの説明では「Devices using a proxy might show limited or no internet connection status」となっています。どうもステータスバーの表示に不具合があるようです。
過去記事でも紹介していますが、私の端末でVPNを接続しようとしても下のような画面で止まってしまうことが多々あります。その他にも「<サーバーアドレス>に接続中」となる場合もあります。
私の場合、表示は「接続試行中」でも実際にはVPN接続できているケースが多いので慣れてしまっていますが、気持ちが悪いのは確かです。
別記事でも書いていますが、設定アプリから接続すると何事も無かったかのように接続完了します。
WindowsUpdateで自動的に解決される(らしい)
今回の不具合には修正パッチが用意されているので適用することで現象が回避されるらしいです。先述のMicrosoftの説明にもKB4554364で解決できるとの表記があります。
ただしWindows10の細かなバージョンによって修正ファイルが変わるようなので上記のKB4554364はWindows10のバージョンが1903と1909が対象です。それ以前のバージョンを使っている場合には、別の修正ファイルでの適用となるようです。(それよりはWindows10を最新版にする方をお勧めします)
個別に修正ファイルをインストールすることになりますが、WindowsUpdateで自動的に修正されるので待ってみるという手段もあります。
VPN表示だけであれば気持ちの問題なので、わざわざ個別で更新するよりも待つ方が楽です(笑)もちろん他の問題であれば、対処は必要なのであしからず。
手動でアップデートする方法
WindowsUpdate以外で修正ファイルをインストールする方法は次のようになっています。
1. Windowsカタログのサイトをブラウザで表示します。
2. 検索の開始に「KB4554364」を入力して更新ファイルを検索します。
3. 更新プログラムの一覧から「KB4554364」を探します。
4. タイトル部分をクリックして内容を確認します。
5. 更新プログラムのダウンロードを行います。
6. ダウンロードしたファイルを実行して更新を行います。
まとめ
別記事でも対処法を紹介していますが、タスクバーの右側の表示で、VPN接続時に「接続試行中」などのメッセージで接続が完了しないような場合には不具合である可能性があります。
VPNに関する不具合は表示のみのようなので実際には接続できているので気にならなればWindowsUpdateで不具合は修正される説明があります。
また、手動で修正プログラムをダウンロードして更新することも可能なので表示だけでも気持ちが悪い場合には適用することで対処が可能です。
私も適用してみたところ、VPN接続時のステータスインジケーターや通知で表示される部分が接続完了状態になりました。
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。