Windows11では、スタートメニューやタスクバーにピン留めするハードルがWindows10よりも高くなっています。VBScriptを実行するためのScriptファイル(拡張子 .vbs)などは直接ピン留めすることができないために、スタートメニューにピン留めするための方法を備忘録的に投稿しておきます。
ショートカットをピン留めする
Microsoft VBScript Scriptファイルは、そのままではスタートメニューにはピン留めができません。
なので、ショートカットを作成してピン留めするための工夫をします。
実際には次の手順でスタートメニューにピン留め可能なショートカットを作成します。
1. VBScript Scriptファイルの場所をWindowsエクスプローラーで開きます。
2. [Shift]キーを押しながら右クリックで表示されたポップアップメニューから[ショートカットの作成]を選択します。
3. フォルダーにショートカットが作成されます。
4. ショートカットファイルを、[Shift]キーを押しながら右クリックして表示されたポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。
5. 表示された[ショートカットのプロパティ]画面の[リンク先]を確認します。
6. リンク先のファイルの場所を次のように編集します。
cmd /c script <.vbsファイルの場所>
7.[OK]をクリックして[ショートカットのプロパティ]画面を閉じます。
8. Windowsエクスプローラーで編集したショートカットをマウスの右クリックするとポップアップメニューに[スタート メニューにピン留めする]を選択します。
9. スタートメニューにScriptファイルのショートカットがピン留めされます。
まとめ
短い記事ですが、VBScriptを実行するScriptファイル(拡張子 .vbs)は、Windows11のスタートメニューにピン留めできませんが、ショートカットを工夫することでスタートメニューにピン留めして実行することが可能です。
また、通常のショートカットではピン留めができないため、リンク先のファイルへのパスを少し工夫する必要があります。
VBScripのScriptファイルをスタートメニューに追加できずに困っている人の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。