旧キットの再販で購入できた、「1/550 ジオン軍重機動砲座 アッザム」キット。どんどん横道に反れてしまっていますが、付属のマゼラ・アタックのマゼラ・トップ部分を3Dプリンターで造形していきます。
旧キット 1/550 アッザム
リリースされた当時は、おそらく売れ残っていた類のキットなんですが、ガンプラ(転売)ブームの渦中では、再販品が出回っても一瞬で棚から消える状態。運よく手に入れることができたので今回は3Dプリンターでパーツを造形しながら改造していきます。
現物合わせの3D CAD設計
今回もキット内のパーツから現物合わせで3D CADで設計を進めていきます。とりあえず、寸法が分かる背景(方眼マスのカッターマットがオススメ)にパーツを置いて、撮影。
それを3D CADに取り込んで、平面図のグリッド線に背景を合わせます。画面と写真の寸法がだいたい合うように拡大・縮小をさせてからパーツの縦横を調整します。
後は、写真のパーツをなぞりながら3D CADで設計をしていきます。
平面で描画した面をプルや回転させて造形物を設計していきます。
実際のパーツを見ながら進めると、割と早く設計が出来上がります。
とりあえず造形
設計が出来たら、早速造形をしていきます。そもそも3D プリンターは試作用途で造形するためのツールなので、データが出来上がったら不具合を見つけるためにも、どんどん造形して行った方が早く完成します。
サポート材から切り出してマゼラ・トップを仮組み。砲門を開口するためにキットよりも砲身を太目にしていますが、キットでは再現されていない先端に穴を開けることができました。
翼の両端と垂直尾翼的な羽根も薄くすることができたので、ディティールアップすることができました。
後ろから見るとこんな感じ。後端の推進ノズルも一応を穴が見えるように設計しました。
サイズ的には、丁度10円玉に入るレベル。ここまで来たら、マゼラ・ベースも3D造形したくなってきました。
まとめ
今回は 「1/550 ジオン軍重機動砲座 アッザム」に付属してくるオマケのマゼラ・アタックのトップ部分を3D造形してみました。
旧キットのオマケなので、良い出来なのですが、細かい部分を見ると砲門の先端が開口していないとか、後端に推進ノズルが平たいとかディティールアップしたくなるポイントがあります。
画像ファイルが取り込める3D CADソフトであれば、パーツを撮影した写真をインポートして、現物合わせで設計することができます。
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次回はサフ塗り後の塗装をしていきます。
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