プラモデルや3Dプリンターの造形物にエアブラシや缶スプレーで塗装する時に、換気や飛散した塗料を屋外に逃がす塗装ブースを自作してみます。今回は忘れていた換気扇のフィルターを急遽ダイソーで材料を購入して取り付けました。
ネコの爪とぎ
ネットで、塗装クリップの置き場として紹介されている「猫の爪研ぎ」です。
拡大してみると、3~4ミリ幅と2~3ミリ幅の2種類の段ボールが積層されています。
今までは、不要になった段ボール箱を短冊状にカットして木工用ボンドで貼り合わせたものを使っていました。不用品の段ボールを再利用すれば無料なので、110円を出すのも惜しい気がしていましたが、今回使い勝手を試してみます。
Amazonでも「アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ネコの爪とぎ 6個パック」などで販売されています。
段ボールで底板を作成
クリップを刺し込む部分が貫通しているので、底の部分を塞ぐ加工をします。
ガムテープやコピー用紙を貼り付ける方法が紹介されていますが、今回は補強も兼ねて段ボールを貼り付けて加工しました。
利用したのは、Amazonの荷物に入っている固定用の段ボール。現物合わせで採寸してカットします。
木工用ボンドで底面に貼り付けます。
こんな感じでボンドを塗布して、全体的に伸ばします。
ボンドの水分で段ボールが反ってくるので「猫の爪研ぎ」の底面に貼り付けたら、端木などで乾くまで矯正します。
ボンドが乾燥したら出来上がり。こんな感じで塗装クリップを刺して置いておけます。
使ってみた感想
初めて「猫の爪研ぎ」を使ってみましたが、段ボールの波目が一定なのでクリップの棒が楽に刺し込めました。
短冊状の段ボールを積層して自作したものは、様々な種類の波目になってしまうので場所によって緩かったり狭かったりがありましたが、「猫の爪研ぎ」を使った場合は一定になるので使い勝手が良くなった感じを受けました。
まとめ
今回は、短い記事になりましたが、ダイソーでも入手できる「猫の爪研ぎ」を塗装クリップの置き場に加工してみました。
よくネットで紹介されているネタですが、短冊状にした段ボールを貼り合わせても自作した物と比較すると波目が一定になるので塗装クリップの棒を刺し込む作業が楽に感じました。
塗装クリップの置き場を自作したいと考えている人の参考になれば幸いです。
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