Windows11のシステム要件であるセキュアブートを有効化にする際に［Secure Boot can be enabled when System User Mode. Repeat operation after enroll Platform Key(PK)］メッセージが表示される場合の対処法を備忘録的に投稿します。
Windows11のシステム要件
セキュアブートは、Windows11へのアップグレード条件の１つで、インストールする前に有効化しておく必要があります。
セキュアブートの有効化はUEFI画面で行うため、Windowsを再起動して画面の表示に沿ってUEFI（BIOS）画面を表示します。
今回のASRockマザーボードの場合は［Security］タブ内の［Secure Boot］項目にあります。
クリックして選択肢から［Enabled］を選択します。
警告メッセージとして［Secure Boot can be enabled when System User Mode. Repeat operation after enroll Platform Key(PK)］が表示される場合があります。
直訳すると、こんな感じの意味になります。要するに初回のキーを生成しないと、セキュアブートが有効にならないという話です。
システム ユーザー モードでセキュア ブートを有効にします。 Platform Key(PK)登録後、再度操作してください。
ASRock マザーボード UEFIのメッセージ
Platform Keyの登録
セキュアブートを有効化するためにはPlatform Key(PK)を登録する必要があります。
ASRockマザーボードの場合は同じ［Security］タブ内の［Install default Secure Boot keys］項目を選択します。
表示された［Load Default Secure Variables］画面で［Yes］をクリックします。
再度、［Secure Boot］項目を［Enabled］に変更します。
警告メッセージ［Disable the CSM in Setup. Repert operation after Reboot to ensure UEFI Video (GOP) driver is operational］が表示される場合には、CSMを有効にします。
CSMを有効にする手順は、別記事をご覧ください。
CSMを有効にする場合、ハードディスクのパーティションスタイルを［GPT］に変更する手順は、別記事をご覧ください。
最後にUEFIの設定を保存して再起動を行います。
セキュアブートが有効になったら、Windows11のインストールを続行することができます。
まとめ
Windows11のシステム要件であるセキュアブートを有効化にする際に［Secure Boot can be enabled when System User Mode. Repeat operation after enroll Platform Key(PK)］メッセージが表示される場合には、初回のキーを登録する必要があります。
セキュアブートを有効化にする際に［Secure Boot can be enabled when System User Mode. Repeat operation after enroll Platform Key(PK)］メッセージが表示されて困っている人の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
