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鰐口クリップの滑り対策(カバー洗浄)

電気系のDIYをする際に利用するワニ口クリップ。Amazonのレビューを見ていて挟む時にクリップの取っ手とカバーが滑るコメントが散見していたので実際に購入して対策をしてみました。

取っ手(シルバーカラー・丸棒タイプ)

今回購入したの「ワニ口 クリップ ミノムシ 小 赤 黒 50個 セット」。

他にも「ワニ口 クリップ」などで検索すると同様の商品が沢山出品されています。

クリップ滑りの原因

どの商品も低価格で量産品なので、品質は二の次です。

不良品とまで言えませんが、カバー内に切り取った部分が残っていることもあります。

推測するに、フィルム状の樹脂を熱処理して「ボーリングのピン」のような形状にして先端をカットしているのが推測できます。

なので、カバー内側のヌルヌルするのは離型剤なのかもしれません。

カバーの取り外し

ヌルヌルを除去するために、クリップからカバーを一旦外します。

力技でも抜けますが、2~3ミリくらいの物を挟むとクリップの持ち手部分が細くなるのでカバーが取り外しやすくなります。

かなり地味な作業になりますが、こんな感じでクリップからカバーを取り外せました。

脱脂用のアルコールに漬けます。中性洗剤でも落ちそうな気もしますが水洗いが必要になるので、アルコールの方を選択しました。

数分ドブ漬けした後に、クリップの内側と外側を拭きとります。

手作業なので少し時間がかかりますが、肝心な部分なので手間を惜しまずに拭き取ります。

後は、逆の手順でクリップにカバーを被せて洗浄終了。

クリップ側にもヌルヌルは残っていますが、全部除去してしまうとクリップの稼働にも影響が出そうなので、今回はカバー部分のみを除去しました。

使ってみた感想

洗浄前は、クリップの取っ手部分を掴むとカバーが回転してしまい使い辛い感触でしたが、洗浄後はカバーの滑りがなくなり使い勝手が良くなりました。

低価格な消耗品なので、そこまで品質を求めませんが使う際のストレスを考えると一手間をかけて使い勝手を良くするのも重要です。

まとめ

今回は、短い記事になりましたが、Amazonで入手した「ワニ口 クリップ ミノムシ 小 赤 黒 50個 セット」のクリップ部分の滑り対策ををしてみました。

脱脂用のアルコールで内側を洗浄するだけでヌルヌル感が無くなり、クリップの使い勝手が上がります。

電気DIYで利用するワニ口クリップの滑りが気になる人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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