FDM式の3Dプリンターで造形したパーツを強度を持たせて貼り合わせる時に、オススメの方法を紹介してみます。
フィラメントで貼り合わせ
一体で造形できない大型パーツ同士を貼り合わせる時に、強度を持たせたい場合があります。
PLA樹脂を使っている場合は、フィラメントの端材を使って溶着します。
通常のフィラメントは、1.75ミリなので、貼り合わせる箇所に通せる穴を開通させておきます。
ここで、あまり使い道のないフィラメントの端材を使います。
適当な長さにカットして、造形したパーツの穴に通します。
ここで登場するのが「アクリサンデー アクリル接着剤」です。付属している注入器を使うと、塗布する量をコントロールできるのでオススメです。
ホームセンターのアクリルパネル売り場でも手に入ります。
PLA樹脂以外の場合は、アクリル樹脂用接着剤が使えないので注意してください。
注入器を使って、フィラメントの端材を通した部分に「アクリサンデー アクリル接着剤」を入れていきます。
揮発性が高いので、直ぐに溶着します。
しばらく乾燥させてから余分なフィラメントをニッパーでカットします。
最後にカッターや紙やすりで表面を慣らして貼り合わせができました。
フィラメントが楔のような役割をしてくれるので、強度を持たせてパーツを貼り合わせることが出来ます。
まとめ
FDM式の3Dプリンターで造形物したパーツを強度を持たせて貼り合わせる時のオススメの方法について書きました。
PLA樹脂の場合「アクリサンデー アクリル接着剤」で融着できるので、余ったフィラメントを利用して造形物同士を貼り合わせることが可能です。
面同士で接着するよりも、フィラメントが楔のような役割で強度を持たせてくれるのでパーツ同士を強力に接着ができます。
大型パーツを強度を持たせて貼り合わせたい人の参考になれば幸いです。
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