ICカードリーダー「PaSoRi RC-S380」をChromeなどブラウザーのJavaScriptなどから直接接続する際に必要な［WinUSB］モードに切り替える場合の手順を紹介します。
ドライバーの再インストールが必要
既に［PaSoRi］用のドライバーソフトがインストールされている場合には、一旦アンインストールをしてから、オプション付きで再度インストールする必要があります。
アンインストールをするには［NFCポート ソフトウェアリムーバー］が利用できます。
手持ちのドライバーソフトが古い場合には［NFCポートソフトウェア］から最新バージョンをダウンロードできます。
具体的には次の手順で操作します。
1. ［コマンド プロンプト］を起動してダウンロードした場所に移動してから、次のコマンドを実行します。
>NFCPortWithDriver.exe /WinUSB2. 表示された［NFC Port Software Setup］画面の［次へ］をクリックします。
3.［使用許諾契約］画面では［同意］オプションを選択してから［次へ］をクリックします。
2. ［ファイル コピーの開始］画面で［次へ］をクリックします。
3.［完了］をクリックしてインストール作業を終了します。
WinUSBへの切り替え
インストール後、ドライバーの設定を切り替えることが可能になります。
NFCポートを利用する［NFC Port］か［WinUSB］を同時に使うことはできず［WinUSB］に切り替えると、マイナンバーカードなどに利用していたアプリなどが利用できなくなるので、元に戻す必要があります。
具体的には次の手順で切り替えを行います。
1. Windowsのスタートメニューの［NFCポート｜NFCポート自己診断（ドライバ切り替え）］メニューを選択します。
2.［NFCポート／パソリ 自己診断内容の設定］画面で［設定］タブを選択します。
3. 接続された機器に表示された［WinUSB］のオプションを選択して［更新］をクリックします。
4.［キャンセル］をクリックして画面を閉じます。
元に戻すには同じ手順で［NFC Port］オプションを選択して［更新］を行います。
まとめ
今回は短い記事になりましたが、Windowsに接続された「PaSoRi RC-S380」を［WinUSB］で動作させるためのドライバーの切り替える手順を紹介しました。
既にドライバーソフトがインストールされている場合には、オプションを追加して再インストールする必要があります。
PaSoRiをブラウザーのスクリプトなどから直接制御する［WinUSB］モードに切り替える方法が知りたい人の参考になれば幸いです。
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