Windows エクスプローラーのフォルダーを開く際に[このフォルダーへアクセスするアクセス許可が拒否されています。このフォルダーへのアクセスを取得するには セキュリティ タブ を使用する必要があります。]画面が表示される場合の対処法を備忘録的に投稿します。
このフォルダーにアクセスする許可がありません
例えば、Windowsで利用するアプリがコピーされている[WindowsApps]などのフォルダーを開く際に、[このフォルダーにアクセスする許可がありません。]メッセージが表示されます。
この[WindowsApps]フォルダーには特殊なアクセス権が設定されていて、所有者が[TrustedInstaller]になっています。
そのため、管理権限を設定しているアカウントでアクセスしても[このフォルダーへアクセスするアクセス許可が拒否されています。]画面で続行できません。
フォルダー内を確認するような場合、[セキュリティタブ]リンクをクリックして所有権の変更が必要です。
フォルダーの所有者を変更
フォルダーの所有権を変更するには次の手順で行います。
1. [フォルダーのプロパティ]画面の[セキュリティ]タブで[詳細設定]をクリックします。
2.[フォルダーのセキュリティの詳細設定]画面の[変更]リンクをクリックします。
3. [ユーザー または グループ の選択]画面の[選択するオブジェクト名を入力してください]に、アクセスしたいアカウント名を入力して[名前の確認]をクリックします。
4. [OK]をクリックして[ユーザー または グループ の選択]画面を閉じると所有者が入力したアカウントに変更されます。
以上の操作で、フォルダーの所有権がアカウントに変更されるためフォルダーを開くことが可能になります。
また、フォルダーを開いて作業後に所有権などを元に戻す場合は[TrustedInstaller]に再変更する必要があります。
詳しい手順などは、別記事をご覧ください。
まとめ
Windows エクスプローラーのフォルダーを開く際に[このフォルダーへアクセスするアクセス許可が拒否されています。このフォルダーへのアクセスを取得するには セキュリティ タブ を使用する必要があります。]画面が表示される場合の対処法を紹介しました。
特殊なセキュリティが設定されているフォルダーを開いて内容を確認する場合、一時的に所有者を変更する必要があります。
また、所有権を変更したフォルダーを使用後は元の所有権に戻しておくことをオススメします。
フォルダーを開く際に[このフォルダーへアクセスするアクセス許可が拒否されています。]が表示されて操作が続行できない人の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。