3Dモデリングソフトの[Blender]でスライサーソフトで利用するSTL形式のファイルをインポートした際にビュー画面にオブジェクトが表示されない場合の対処法を備忘録的に投稿しておきます。
インポート後にビューで見つからない
外部からダウンロードしたSTL形式のファイルで、よくある現象として[ビュー]画面に表示されないケースがあります。
スケールが驚異的に大きい(または小さい)
[ビュー]画面に表示されていてもオブジェクトのスケールが大きすぎて(または小さすぎて)表示されない場合があります。
その際にはインポート時の画面で[全般|スケール]の設定を小さくします。
原点から離れすぎている
インポートしたオブジェクトの位置情報が大きすぎて[ビュー]画面の原点から離れすぎている場合もあります。
原点に移動させるとオブジェクトが表示される場合があります。
具体的には次の手順で原点に移動できます。
1.[Blender]でSTLファイルをインポート後に[ビュー]画面の原点部分を右クリックして[オブジェクト|原点を設定|ジオメトリを原点へ移動]を選択します。
2. [ビュー]画面の中心部分にインポートしたオブジェクトが表示されます。
まとめ
3Dモデリングソフトの[Blender]でスライサーソフトで利用するSTL形式のファイルをインポートした際にビュー画面にオブジェクトが表示されない場合の対処法について書きました。
インポートしたオブジェクトのスケールが、大きすぎる場合や原点からの距離が離れている場合には、オブジェクトが画面内に収まらずに見つからない場合があります。
Blenderの場合には、インポート時に[スケール]値の変更や[原点を設定]メニューで変更が可能です。
BlenderでSTLなどでインポートしたオブジェクトが表示されない人の参考になれば幸いです。
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