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袖付きの後ハメ加工 [HG シナンジュ スタイン ナラティブ Ver.]06

公開中の映画「機動戦士ガンダム ナラティブ」に登場する機体「シナンジュ スタイン ナラティブ バージョン」の製作日記です。今回は腕部のエングレービングパーツ(袖付き)の後ハメ加工の紹介をします。

機動戦士ガンダム ナラティブ

公開日に見に行った映画ですが、基本的には「機動戦士ガンダム UC」(ユニコーンガンダムが活躍するアニメ)の終了後の世界が描かれています。

映画の感想(ネタバレなしです)はFilmarksに記録してあります。 個人的には、「フロンタル」は「シャア・アズナブル」だったのかという疑問が更に謎になってしまう映画のストーリーになってます。

映画に登場する白いシナンジュ(スタイン)が袖付きとしてキット化されたのが、「1/144 MSN-06S SINANJU STEIN NARRATIVE Ver.」です。

設定では、ネオジオンによって強奪された地球連邦軍の実験用モビルスーツで「機動戦士ガンダムUC」に登場するシナンジュ(シャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル搭乗機)の元となった機体です。

実は盗まれた機体は2機あり、フルフロンタル向けに換装されなかった機体が、この白いシナンジュスタインとして袖付きとして登場しています。

搭乗するのは「ゾルタン・アッカネン」という強化人間であり、コロニー内で発砲したり、シナンジュと共に、かなりの悪役キャラとして登場します。

機体への追加スジボリ

前回の作業でスジボリを追加しました。

スジボリは手軽にできるディティールアップですが、よく失敗する作業で上位ランクに入る作業です。 私のやり方は先回の記事をご覧ください。

袖付きパーツの後ハメ加工

今回は通常は腕部に平ピンで取り付ける様になっている「袖付き」パーツの後ハメ加工を紹介していきます。

使う道具は、「ニッパー」、「紙やすり」。材料として「0.5ミリプラ板」を使います。

腕部の「袖付き」パーツ(G1-3とG1-4)の固定用の平ピンをニッパーで切り落とします。

右側が平ピンを切り取ったパーツ。

腕部に取り付けてみます。 上手くハマらない場合には、手首側の平ピンもニッパーで切り落とします。 金型割りの関係で、後ろのエングレービング部分にラインが入ってしまいます。仕上がりを良くするためには埋める必要があります。


このまま接着しても良いですが、プラ板で補強しておきます。

マスキングテープで、パーツを仮止めします。

0.5ミリのプラ板を手首側のパーツのポリキャップがある側の大きさに合わせて切り出します。

パーツに接着後、3.5ミリのドリルでハンドパーツを取り付けるための穴を開けておきます。

「袖付き」パーツが後からハメられるように加工ができます。

まとめ

パーツの塗分けや修正などを行う場合に、組み立てた状態で行うと、 接着剤が別の場所に付いてしまったり、切削する刃物が別の場所を傷付けてしまったり 失敗する確率が上がります。

そんな時に、 作業をするパーツを後で取り付けられるように加工をしておくと、作業が楽になります。

可動部分でもない限り、最終的には接着してしまえば良いので、「後ハメ」加工をしておくと作業と仕上がりに圧倒的に差が生まれます。

加工方法をイメージしながら素組みを行うと、プラモデルを組み立てる作業が更に楽しくなります。

次回は、袖付きの塗分けをしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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