新しい時代「令和」になって早くも1カ月。使っているパソコンも、そろそろ時代遅れになってきたので、新しいPCを製作すべく調査に乗り出しました。その第一弾は、X470 マザーボードの比較をしました。次はPCケースを調べてみて、良かったと思うケースを紹介します。
自分的に次のポイントでケースを選んでいます。
- 対応マザーボードフォームファクタはATX
- 筐体サイズはミドルタワー
- 価格は2万円以内(Amazonの販売価格で)
LIANLI O11 Dynamic
同じクラスのケースが筐体正面にファンを実装している場合が多いのに対して、ケースの正面にファンが設置されていないケースです。ケース正面にも強化ガラスを配置して、ファンは左のパネル部分に実装できるようになっています。
製品寸法 | (W) 272 × (H) 446 × (D) 445 mm |
重量 | 9.7kg |
対応マザーボード | E-ATX / ATX / Micro-ATX |
3.5インチベイ | 2 |
2.5インチベイ | 4 |
前面ファン | 120mm × 3 |
上面ファン | 120mm × 3 or 140mm × 2 |
底面ファン | 120mm × 3 or 140mm × 2 |
背面ファン | – |
対応グラフィックボード長 | 420mm |
対応CPUクーラー | 全高155mm |
前面ラジエター制限 | 240mm / 280mm / 360mm × 1 |
上面ラジエター制限 | 240mm / 280mm / 360mm × 1 |
底面ラジエター制限 | 240mm / 280mm / 360mm × 1 |
I/Oポート | USB3.0 × 2、USB3.1 Type-C × 1、マイク × 1、ヘッドフォン × 1 |
備考 | HDDマウンタを取り外すことで、電源を2台搭載可能 |
俺的良い点と悪い点
良い点 | ・ファンの取り付け箇所が多い(最大9個) ・HDD/SSDベイが多い(最大6個) ・I/OポートにUSB3.1が付いている |
悪い点 | ・前面パネルから吸排気できない ・筐体左側に物が置けない ・背面ファンの取り付けができない ・ファンがすべて別売り |
CORSAIR Crystal 460X
前面にLED付きの3連ファンが搭載されているケース。前面にも強化ガラスを、空気の取り入れ口として 隙間を開けるように配置されてエアフローが確保されています。
製品寸法 | (W) 220 × (H) 464 × (D) 440 mm |
重量 | 約8kg |
対応マザーボード | ATX / Micro-ATX / Mini-ATX |
3.5インチベイ | 2 |
2.5インチベイ | 3 |
前面ファン | 120mm × 3 or 140mm × 2 |
上面ファン | 120mm × 2 or 140mm × 2 |
底面ファン | – |
背面ファン | 120mm × 1 |
対応グラフィックボード長 | 370mm |
対応CPUクーラー | 全高170mm |
前面ラジエター制限 | 360/280/240/120mm×1 |
上面ラジエター制限 | 240mm×1 |
底面ラジエター制限 | – |
背面ラジエター制限 | 120mm×1 |
I/Oポート | USB 3.0 × 2、マイク × 1、ヘッドホン × 1、LEDコントロールスイッチ × 1 |
備考 |
俺的良い点と悪い点
良い点 | ・120mm LEDファンが3個同梱 ・フロントからエアフローできる |
悪い点 | ・底面ファンの取り付けができない ・長尺タイプのグラボが取り付けられない(最大370ミリ) |
Cooler Master MasterBox K500
前面にLED付きの2連ファンが搭載されているケース。マザーボード側のコントローラー側が対応していれば、RGBを制御することができる。
製品寸法 | (W) 210 × (H) 455 × (D) 491 mm |
重量 | – |
対応マザーボード | ATX / Micro-ATX / Mini-ATX |
3.5インチベイ | 2(3.5/2.5インチ共用) |
2.5インチベイ | 1 |
前面ファン | 120mm × 3 or 140mm × 2 |
上面ファン | 120mm × 2 |
底面ファン | – |
背面ファン | 120mm × 1 |
対応グラフィックボード長 | 400mm |
対応CPUクーラー | 全高160mm |
前面ラジエター制限 | 120/140/240/280mm |
上面ラジエター制限 | – |
底面ラジエター制限 | – |
背面ラジエター制限 | 120mm |
I/Oポート | USB 3.0 × 2、マイク × 1、ヘッドフォン × 1 |
備考 |
俺的良い点と悪い点
良い点 | ・120mm LEDファンが2個同梱 ・マザボからのファンLED制御が可能 |
悪い点 | ・3.5/2.5インチベイの数が少ない ・長尺タイプのラジエターが取り付けられない(最大280ミリ) |
まとめ
各PCケースの仕様比較をしてみましたが、最近では前面にも強化ガラスを配置しているケースが増えてきています。
エアフローを確保するために、ファンの取り付けを正面から横面にしたり、強化ガラスの間に隙間を確保することで空気の取り入れ口にするなど、見映えと性能を共存させようと工夫がなされています。
公式ページや販売元のページを調べていて、俺的なおススメとしては、「LIANLI O11 Dynamic」が一番よく見えました。カードのスロットや、HDD/SDDマウンターの数も多いので、拡張性は今回調べて3つの中で一番高くなっています。
また、LEDファンが同梱されてきませんが、逆に考えれば静音性の高いファンや、光らないファンなど、好みに応じてファンを選ぶことができるようになります。
僕と同じようにパソコンのミドルタワーケースでで迷われている方の参考になれば幸いです。
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