バンダイからリリースされている「HGジ・オ」の製作日記です。10年も前のキットですが、出来は最高の部類に入ります。
HGですが素組みでも、かなりの重量感とプロポーションを両立しているきっと内容を紹介します。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第一弾は「HG ジ・オ」を作り始めました。
脚部
組立説明書通りの順番で紹介しています。
その他に、プロポーション確認の仮組みのためスラスターなど細かな部品の取付は省略しています。
1/144スケールですが、1/100のようなボリュームの脚部パーツです。(とにかくデカい)大型パーツなのでヒケなどが気になりますが、特に目立つようなヒケや成型時の樹脂ムラなどはありませんでした。
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内部フレームはグレーの成型色で、動力パイプは赤色で柔らかい樹脂で成形されているので、パーツに沿って少し曲げる形で取り付けます。
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足首部は動力パイプが密集しているので、内部ディティールをチラ見せする腕の見せ所になりそうです。
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内部フレームに大型パーツを取り付けて脚部を組み立てていきます。
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素組みでも、こんな感じで密集した動力パイプを再現できるようになっています。
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椀部
腕部分は肩部分の可動式スラスターと内腕部分の動力パイプが特徴になっています。動力パイプは取り付け部分と一体成型になっているので、配色を忠実に再現するには取り付け部分に塗装が必要になります。
10年前のキットなので、ハンドパーツはそれなりです。両手のグーと武器持ちの右手の3パーツを組み立てることができます。
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可動式スラスターの取り付け部分にはポリキャップが剥き出しになる箇所があるので、この部分も配色を忠実に再現するには塗装が必要になります。
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両肩パーツや可動式スラスターも比較的大型パーツなのでスジ彫りを施すとカッコ良くなりそうです。
隠し腕
ジオの特徴である腰部分の「隠し腕」も再現されています。関節部分もポリキャップで構成されているので、武器を持たせてポージングしても重力に負けたりポロリの防止もされています。
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動力パイプは腕パーツの一体成型になっているので、配色を再現するには塗り分けが必要になっています。
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腰部分に収納すると、こんな感じです。
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腰部
腰部分のアーマーは前後と左右で分割されて構成されています。内部のメカもモールドで成形されていますが、左右以外は外部アーマーと同じ成型色なのが残念です。
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胸部
大型の脚部と腕部を取り付ける胸部も大型パーツで構成されて、背中には大型のフィンパーツを組付けます。比較的平面が多い構成なので、スジ彫りを追加するとカッコ良く仕上がる気がします。
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頭部
顔部分は別パーツで、他のHGと違いモノアイ部分も別パーツで組み立てるようになっています。塗装するためには、後ハメ化などを考えることになります。
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他の部分と違い、左右のモナカ構造になっているので、中央に合わせ目が発生するのでこの部分は消す作業が必要になります。
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素組み
頭部は腕部分に合わせ目が一部出ますが。10年前のキットとは思えないくらい、素組みでもカッコ良いです。
見た目は完全にデブなシルエットですが、カッコ良く見えてしまうのはデザインによるところでしょう。
今回はプロポーションと合わせ目チェックのために、スラスターなどの細かな部品は組付けていませんが、素直に組み立てるだけでもこんな感じに完成します。
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背面も、こんな感じになります。かっこいいですよね。
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合わせ目が出る箇所
写真は分かりやすいように意図的に隙間を入れています。あしからず。
頭パーツ
完全なモナカ構造なので合わせ目が残ります。
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胸パーツ
前後で割れているので、合わせ目が出ます。
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腕パーツ
手首部分も左右のモナカ構造なので、合わせ目が出ます。
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肩パーツ
前後に割れているので合わせ目が出来ます。
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まとめ
10年前のキットとは思えないくらい、スタイル良く仕上がります。
頭部などモナカ構造で、数か所で合わせ目が出るようになっているので、合わせ目を消すだけでも、仕上がりがよくなりそうです。
その他にも、隠し腕などは動力パイプが一体成型されていたり、HG故の部分もあるので塗り分けをすることで、かなりのディテールアップができそうです。
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