バンダイからリリースされている「HGジ・オ」の製作日記です。10年も前のキットですが、出来は最高の部類に入ります。
スジ彫り作業を進めていくと、斜めになったりして気に入らない部分が出てきます。今回は曲がってしまったスジを修正する方法を紹介します。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第一弾は「HG ジ・オ」を作り始めました。
スジ彫りの修正
スジ彫りを進めていくと、勢い余って曲がってしまったり、左右の長さの違いで斜めになってしまったり、様々な要因で気に入らない部分が出てきます。
多少の曲がりであれば塗装して完成してしまえば気にならなくなりますが、曲がりが大きいと後から気になって後悔することがあります。
パテ埋めで修正
オーソドックスな加工ですが、修正したいスジをパテで埋めて新しいスジを彫ります。利用するパテは、ベーシックなシンナーパテで大丈夫です。
とりあえずパテを修正したい部分に塗ります。ほとんどは後で削ってしまうので薄く塗るのがコツです。またシンナーパテの場合、溶剤の揮発で硬化するので、厚く塗ってしまうと溶剤の乾燥時間も長くなるので、作業時間の短縮化にも繋がります。
ここからが重要ですが、まず1日以上乾燥させます。通常は数時間で硬化しますが未乾燥の部分があると、削る工程で全部取れてしまい最初からやり直すことになるので、乾燥は重要です。
十分に乾燥させてから削る作業に移るのがコツです。
乾燥したら800番くらいのペーパーで表面を削ります。この時のコツは塗ったパテが全部無くなるくらい削ります。表面のヒケなどもありますがスジ周辺が残るくらいのつもりでパテを削り取ります。
削ったパテの上からもう一度、スジ彫り作業を行います。この時も表面にパテが多く残っているとパテが剥がれてしまうので、なるべくパテを残さない(薄く残す)のがコツです。
まとめ
スジ彫り作業に慣れてくると、調子に乗って曲がってしまったり、左右の違いで斜めにスジが入ってしまうことが多々あります。
多少の曲がりであれば、塗装して組立てしまえば目立たなくなりますが、曲がりが大きかったりすると、組立て後に後悔することになります。
パテを塗って簡単に修正することが出来るので、気になる部分があれば修正作業をしておくと、完成後に気にすることが減ります。
また後から修正する方法を知っていれば、スジ彫り作業にも余裕ができます。
曲がってしまったスジ彫りで困っている人の参考になれば幸いです。
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