ブロックチェーンなどに必要なハッシュ値をPythonで利用可能な「hashlib」を使って取得する手順を備忘録的に投稿しておきます。
ハッシュ値
簡単に言い表すと、特定のデータから得られる数字と英文字を組み合わせた40文字の塊をハッシュ値です。同じデータからは何度計算しても同じ「塊」が得られて、少しでも異なれば、違う「塊」が得られる特性があるのがハッシュ値です。
Pythonでは「hashlib」を利用することで簡単にハッシュ値を取得することができます。
hashlibでハッシュ値を取得する手順
VSCodeを使って、Pythonでハッシュ値を取得するには次の手順で行います。
1. VSCodeを起動しプロジェクト用のフォルダーを内に[hash.py]ファイルを作成して次のコードを追加します。
import hashlib
source_str = ('Hello World').encode('ascii')
hash_str = hashlib.sha256(source_str).hexdigest()
print(hash_str)
2. VSCodeの[ターミナル]画面で次のコマンドを実行します。
python hash.py
3.[ターミナル]画面に取得されたハッシュ値が表示されます。
まとめ
Pythonで利用できる[hashlib]を利用すること簡単に文字列などから「ハッシュ値」を取得することができます。
ハッシュ化技術は、ブロックチェーンなどの他にも、電子署名や暗号化などハッシュを利用する技術は多いので、覚えておいて損は無いです。
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