海外のサイトでの決済に有効なPayPalで振替操作をする場合に画面に「お客さまのアカウントに問題があります」が表示される原因と対処法について備忘録的な記事です。
PayPal
電子的な財布のイメージで、銀行口座やクレジットカードを登録しておくことで、利用可能な店舗やサイトで決済方法として使えるサービスです。
アカウントの作成方法については、別記事をご覧ください。
アカウントの登録が完了していない
大前提としてPayPalのアカウントはメールアドレスと住所を入力するだけで簡単に作成することができますが、実際には銀行口座やクレジットカードなど、本人認証を行うための登録を行って実際に利用することができるようになっています。
そのため、PayPalにログイン後に利用できる機能は、かなり制限されています。支払だけであれば、クレジットカードの登録をすることで利用することができますが、振替操作などの機能を利用するためには銀行口座を登録することで、アカウントのすべての機能を利用することができるようになります。
銀行口座を登録する手順
実際に、PayPalで振替機能を利用するために銀行の登録は次の手順で行います。この記事を書いている時点で、PayPalで口座振替が設定できる銀行は次の4つしかないので注意してください。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
1. ログイン後の[ウォレット]画面で[銀行の登録]をクリックします。
2. 設定する銀行を一覧から選択します。
3.[銀行口座を登録]画面で[口座名義][支店コード]と[口座番号]を入力して[銀行を登録]ボタンをクリックします。
4.[口座振替を設定する]画面で[生年月日]と[職業][PayPalアカウントの開設理由]を入力して[銀行のウェブサイトに移動する]ボタンをクリックします。
5. 選択した銀行の口座振替申込画面が表示されます。画面の指示に沿って振替サービスの設定を行います。
6.[口座振替の設定が完了しました]画面が表示されます。
銀行を登録することで、PayPalで「お客さまのアカウントに問題があります」が表示されなくなり、振替機能でが利用することができるようになります。
銀行の登録に失敗した場合
実際に操作すると分かりますが、PayPalでは[銀行の登録]操作はよく失敗します。失敗した場合、[ウォレット]画面に[口座振替設定|未完了]が表示されているので[口座振替設定をする]リンクなどから再操作することができます。
まとめ
PayPalの振替操作をする際に「お客さまのアカウントに問題があります」というメッセージが表示された場合は、銀行口座などの登録が未完了な場合が原因です。
ポイント還元などの特典を受る場合にはクレジットカードなどを登録するだけでPayPalを利用することができますが、振替などの操作を行う場合には銀行(口座)の登録を事前にしておく必要があります。
PayPalのウォレット画面で振替操作をする際に「お客さまのアカウントに問題があります」が表示されて困っている人の参考になれば幸いです。
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