1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、マ・クベ専用グフを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。今回はネイルシールを使って各パーツを装飾していきます。
3D CADで設計
先回、DesignSpark Mechanical(3D CAD)を使って設計したデータを使って造形していきます。今回は頭部の装飾アンテナや特徴的なシールドのスコープ部分のパーツを設計して造形しています。
3D CADで設計した部分については、過去に投稿した記事をご覧ください。サイズや形状以外にも、放射状に施されたスジ部分が再現できるかが課題です。
ネイルシール
お洒落とは無縁なので本当の使い方は分かりませんが、キラキラのエングレービング的な盛り上がりが再現できる素材としては最高です。
裏面が粘着シールになっているので、デカールよりも取り扱いは楽チンな素材です。
また、様々な図柄が用意されているので、豪華なレリーフ状に合うパターンを見つけることは可能です。
Amazonでも、ランダムな図柄のセットが販売されているので、今回はその中から合いそうなパターンを使っていきます。
パーツに貼り付け
裏面がシールになっているので、基本はカットしてパーツに貼り付けるだけです。
とりあえずパーツと現物合わせをしながら、使えそうなパターンを探します。見つかったら、大まかに台紙ごとデザインナイフで切り離します。
パーツに貼り付ける場所に合わせてシールをカットしてきます。デカールのニスと同じようにネイルシールにも透明な保護フィルムが表面にあるので、余白部分が少なくなるようにデザインナイフなどで切り落としていきます。
保護フィルムの端部分から剥がれてくるのを防止するために、角になる部分は面取りしておくと、見栄えも良くなります。
後はピンセットを使って、パーツに貼り付けていきます。
同様に、小さなパターンをパーツに貼りつけていくと情報量が上がってレリーフ状に仕上がってきます。
まとめ
今回は、ネイルシールを使ってパーツに特徴的なレリーフ状の装飾を行いました。多少の厚みがあって、キラキラのエングレービング的な盛り上がりが再現できる素材として使うことができます。
様々な図柄があるので、普段から使えそうなシールをストックしておくと、エングレービング的な表現がしたい時に役立ちます。
次回は、ネイルシールの貼り付けを続けていきます。
製作したキットは、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
次回は、スパイクアーマーの尖らせ加工をしていきます。
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