ガルマ・ザビ専用ザクを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。今回は脚部の後ハメ加工と3Dプリンターで造形した動力パイプの取り付けをしていきます。
3D CADでチャチャっとデザイン
今回も無料の「Design Spark Mechanical」を使って設計しています。
腰部用に設計したパーツをそのまま流用しています。詳細な内容は別記事をご覧ください。
後ハメ加工
動力パイプを取り付ける前に、HGザクでは定番工作になっている後ハメ加工をしていきます。塗装する場合は、脚部の膝関節部分から上下に分割できると、作業が楽になります。
膝関節近くのダボ部分をニッパーで切り取ります。
パーツが前後に分割されているので、両方とも切り取ってヤスリで形を整えます。
膝関節部分で、挟み込んで取り付けるパーツの装飾部分(黄色の囲み部分)をデザインナイフなどで切り取ります。足首のボールジョイントを取り付ける基部が露出するくらいまで切り取ります。
正面から見ると、こんな感じ。両側の張り出ている部分をカットします。
膝関節部分を前後で挟み込むための受け部分の上半分(写真では下半分)をニッパーなどで切り取ります。
ここまでの作業で、膝関節のパーツが上から差し込めるようになります。
パーツを接着する前に、何度か確認して楽に差し込めるくらいまで、カットしたり削ったりして調整をします。
関節パーツが差し込めるようになったら、合わせ目消しをするために、脚部の前後のパーツに接着剤を多めに塗布してしばらく(2~3分くらい)放置します。
パーツを合わせたら、合わせ目からパーツのプラ材が溶けた接着剤がはみ出るように力を入れて圧着し、洗濯ばさみなどで固定して乾燥させます。
接着剤を十分に乾燥(1日くらいは放置)後にカッターやデザインナイフ、紙やすりなどではみ出した接着剤を削って、合わせ目を消します。
動力パイプのアップグレード
腰部用に造形した動力パイプのパーツを追加で量産して、脚部の動力パイプを取り付けしてみました。2ミリのスプリングを適当な長さにカットして、造形したパーツを通して固定するだけで、RG的なアップグレードをすることができます。
3Dプリンターがあると、こういう改造が手軽にできるので便利になります。
まとめ
今回は、3Dプリンターで造形した動力パイプを膝部分にも流用して改造をしてみました。
3Dプリンターというと、精度の良い細かなパーツを作るイメージがありますが、同じ形状を簡単に量産ができるので、動力パイプなどの改造にも使うことができました。
製作したキットは、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
次回は、シャア専用ザクをベースにガルマ・ザビ専用ザクを組立てを進めていきます。
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