ブックオフで見つけた、掘り出し物的な「EX MODEL SAKAMIS & MAGELLAN」キット。先回、ヤスリで研磨したパーツを洗浄したら、紛失してしまいました。
作業時間を確保できず、短い記事になっていますがご容赦。
塗装前に洗浄するメリット
先回、曲線を3Dプリントをするときの宿命であるポリゴン部分をヤスリで平滑化したパーツは削り粉で覆われてしまっているので、このまま塗装をすると、付着した削り粉が何かの理由で取れると、塗膜も一緒に剥がれてくるリスクがあります。
このリスクはパーツを洗浄することで減らすことができます。溶剤とか使わずに、水や洗剤を希釈したぬるま湯にパーツを入れて、かき回すだけでも効果があります。
こんな感じで表面がザラザラになっていて、ヤスリとレジンが擦れて静電気もあるので削り粉もガッチリ付着しています。
私の場合は、適当なタッパーに食器洗い用の洗剤を希釈した水にパーツを入れて、洗っています。洗浄した後の水が濁らなくなるまで2~3回洗浄を行っています。
パーツが紛失
洗浄したパーツを乾燥させて、並べている時に発覚しました。推進剤タンクの一番後端のパーツが見当たりません。
こんなに大きなパーツを失くすことはないと安心していましたが、どうやら本当にどこかに消えてしまいました(笑)
黒いフィギュアが私の気持ちを代弁しています。
まとめ
今回は「EX MODEL SALAMIS & MAGELLAN」キットのマゼラン用に造形した大気圏離脱ブースターロケットの1段目のパーツを洗浄しました。
光造形レジンはプラモデルで使われているプラスチック(スチロール系樹脂)とは違うので通常のプラモデル用の塗料では、塗装後に剥がれてしまう可能性があります。(ほとんど心配はないですが)
それに加えて、表面を削る際に出てくる削り粉が表面についたまま塗装をすると、塗装後に削り粉がパーツから取れる時に、塗膜が剥がれてくるリスクもあるので、塗装前には水で大丈夫なので洗浄することをおススメします。
洗浄しておけば、少なくともレジンの削り粉で塗膜が剥がれることは無くなりますし、研磨する際にパーツに付着したゴミや手の油などが塗料に与える影響を最小限にすることができる効果もあります。
今回、不覚にも洗浄したパーツを紛失してしまいましたが、造形する際に必ず予備をプリントしているので、今回も役に立ちました。
造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
次回は大気圏離脱ブースターのサーフェイサー塗装をしていきます。
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