旧キットの再販で購入できた、「1/550 ジオン軍重機動砲座 アッザム」キット。今回はメガ粒子砲を3Dプリンターで造形していきます。
旧キット 1/550 アッザム
リリースされた当時は、おそらく売れ残っていた類のキットなんですが、ガンプラ(転売)ブームの渦中では、再販品が出回っても一瞬で棚から消える状態。運よく手に入れることができたので今回は3Dプリンターでパーツを造形しながら改造していきます。
メガ粒子砲の設計
アッザムの武装であるメガ粒子砲。キットのパーツでも十分なのですが、パッケージアートを見ると、若干太めなので3Dプリントで、細長く造形していきます。
造形したメガ粒子砲をキットと比較すると、こんな感じ。左がキットのパーツです。
今回も「DesignSpark Mechanical」で設計。直径 0.7ミリくらいの砲身からテーパーを施しながら、先端は 0.5ミリまで細くして、更に直径 0.3ミリの穴を開けています。
サポート材を付けて、サクッと造形。
0.3ミリまで造形可能
造形時の条件出しが大変ですが、砲身に 0.3ミリの穴を開けることができました。とりあえず条件出しで成功した造形物。小さくてスマホのカメラでは拡大してピントが合わないくらいのレベルです。
拡大すると、こんな感じ。右が直径 0.15ミリで左が 3.0ミリの穴を開けています。左の砲身の壁は 0.1ミリになっています。分かりやすいようにスミ入れ塗料で着色しています。
造形したメガ粒子砲を瞬間接着剤で固定してパーツの置き換え終了です。
まとめ
今回は 「1/550 ジオン軍重機動砲座 アッザム」 キットのメガ粒子砲を新しく3Dプリンターで造形しました。
キット内のパーツでも十分再現できていますが、パッケージアートと比較すると若干太めなので、細長くなるように改良しました。
また、砲身の先端には 0.3ミリくらいの穴を開けることで、砲身っぽく仕上げることも3Dプリンターで作ることができます。本当に、便利なツールです。
造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
次回はサフ吹きからの塗装をしていきます。
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