ガンプラ転売のブームでキットが手に入らないので3Dプリンターでガンプラ欲を満たすために、フルスクラッチでタコザクを製作する記録16日目。今回は前から使ってみたかった瓶入りタイプのサーフェイサーを使って頭部パーツの表面処理とディテールアップを行いました。
走査線とポリゴンを平滑化
凄く便利な3Dプリンターですが、曲面部分を印刷すると曲面ではなく多角形(ポリゴン)の集合体のように3Dデータが作られるため、どうしても造形物に角(頂点)が出来上がります。
曲面にするために、軽くサンドペーパーで頂点を削ると、こんな感じで表面に浅い凹みが現れます。
そこで登場するのが、サーフェイサーです。いつもなら缶スプレーかエアブラシでサーフェイサーを塗装するのですが、準備や掃除が大変になるのが必至です。
毎回、憂鬱だったのですが、先回見つけたタミヤの瓶入りタイプのサーフェイサーを購入したので、使ってみます。商品名はサーフェイサーですがラベルには「液状パテ」という記載があります。
瓶のラベルには「筆で塗れる」という表記がありますが、筆を洗うのも面倒なので綿棒に付けて造形物に塗ってみました。
乾燥後は、紙やすりでほとんど削ってしまうので多少のムラやはみ出しは関係ないので、綿棒に付けたサーフェイサーを表面に擦って塗装。
こんな感じで、サーフェイサーを塗ることができます。綿棒は捨てられるので筆を洗う必要もありません。
240番→400番くらいのサンドペーパーでサーフェイサーを削り落とすように表面処理を行いました。小さな凹み部分にサーフェイサーが入りキレイや曲面を作り出すことができます。
伸ばしランナーでアンテナ再現
背面部分のアンテナには、古からの技法「伸ばしランナー」を使いました。
炙ったランナーをゆっくりと伸ばしてから保持をして冷えるまで真っ直ぐになるように放置して出来上がります。
後は、同じような太さの部分を9ミリくらいに切り揃えます。
背面に取り付けるパーツに、接着剤を使って固定。3Dプリンターで利用する樹脂はプラモデル用の接着剤でパーツ同士を接着することはできませんが、表面にサーフェイサーを塗装しておくと、仮止めくらいの強度で固定することができます。
こんな感じで、良い顔になりました。
まとめ
今回は、短い記事ですが、フルスクラッチでの造形を始めた高速起動型ザクの頭部パーツの表面処理と、アンテナ部分を伸ばしランナーで再現しました。
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