ガンプラ転売のブームでキットが手に入らないので3Dプリンターでガンプラ欲を満たすために、フルスクラッチでタコザクを製作する記録27日目。今回はタトゥーシールで曲面のパーツにマーキングを再現していきます。
タトゥーシールで曲面マーキング
先回、タトゥーシールで作った自作デカールを使って直線のマーキングをしましたが、今回は曲面パーツのマーキングをしていきます。
今回使ったのは「エレコム タトゥーシール フリーカット はがきサイズ 5枚入り 透明」はがきサイズなので、少しの印刷でも使うことができます。背景が透明なので、今回の赤い文字デカールにはびったりの商品です。
パーツのサイズに合わせてワープロソフトで線やテキストの原稿を作成して左右反転させて印刷。今回はステンシルのような数字で作成したナンバーを貼り付けていきます。
まずはタトゥシールを印刷面ギリギリでカットします。
タトゥシールの曲面部分に押し付けて、台紙をパーツに合わせます。
保護シートを剥がしてパーツに仮止めします。四隅が浮いてしまいますが、構わず中央部分がパーツに密着していれば大丈夫。
筆で台紙に水を含ませます。台紙がもとに戻ろうとするので手早く四隅をパーツに押し付けて密着させます。
浮いた四隅の台紙から印刷面が剥がれてパーツに転写されているのを確認して、台紙をゆっくりスライドさせてマーキング終了。
そもそも人肌用に作られているので、曲面部分でも柔軟に貼りついてくれます。
胸部のマーキング
先回同様に、残りの直線マーキングを進めていきます。胸のパーツは多角形になっているので、細切りにしたタトゥシールをパーツの面に合わせてカットして小刻みに貼り付けていくとキレイに貼れます。
まずは正面部分で左右の位置を合わせるために、タトゥシールを仮止めして合わせます。
面に合わせて、必要な長さにカットしたシールを貼り付けていきます。長いシールと貼り付けるより、細かく切り分けたシールを重ねていく方が失敗するリスクも減って、作業の効率も上がります。
最後にステンシル風に印刷した番号部分の余白をギリギリでカットします。
保護シートを剥がして、位置決めをしてパーツに押し付けて仮止めします。
筆で台紙に水を含ませて、しばらく待ちます。
筆で台紙をズラして、パーツに転写しているのを確認したらゆっくり台紙をスライドさせていきます。
印刷面にシワがある場合は、水を含ませた筆で表面を撫でるように伸ばして修正をしていきます。
こんな感じで胸部パーツへのマーキング作業が終了。
別の作業で完成させた頭部を載せて、上半身のマーキングがだいたいできました。
まとめ
今回は、フルスクラッチでの造形を始めた高速起動型ザクの胸部パーツにタトゥーシールでマーキングしました。
肩パーツが球体状のため、水転写デカールだとシワになりそうですがタトゥシールの場合、人肌に使う前提のため印刷面と糊面が柔らかくできているため、曲面に対応してマーキングをすることが可能です。
他にもデカールシールなど自作でデカールを作ることができますが、「エレコム タトゥーシール フリーカット はがきサイズ 5枚入り 透明」は白以外の原稿であれば、印刷してカットするだけでデカールのようなマーキングをパーツに追加することができます。
造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。