PlayStation5のコントローラーを約1年使ってドリフト現象に悩まされていたので、分解して接点復活剤をセンサー部分に噴射して復活させた対処法を備忘録的に投稿しておきます。
ドリフト現象
PS5コントローラーのみならず、PS4のコントローラーでも発生しますが、アナログスティックのセンサー部分が何らかの理由で倒しっぱなしを検知してしまう現象です。
大抵のゲームは、カメラの視点切替やキャラクターの移動方向をアナログスティックで操作するようになっているので、「ドリフト」現象が発生するとゲームの操作は滅茶苦茶になりストレスを抱えることになります。
アナログスティックの倒し加減が、発生するトリガーになるので、ゲーム中の白熱した際に急にカメラ視点がズレたり、キャラクターが意図しない方向を向いたりするので、ストレスが溜まります。
接点復活剤
電送機器のパーツや端子が錆や汚れで通電しなくなっている場合に、回復する時に使われる「接点復活剤」があります。
「接点復活剤」は、様々な種類が販売されていて、ホームセンターやAmazonでも300~500円くらいで手軽に購入できます。
色々試しましたが、PS5のコントローラーを分解してセンサー部分に「接点復活スプレー」を噴射することで、悩まされていた「ドリフト」現象を改善することができました。
噴射するセンサー部分
まず、コントローラーを分解します。もちろん分解するとサポートが受けられなくなる可能性もあるので、分解時や分解後のトラブルは自己責任でお願いします。
分解方法は、この記事では書きませんがググれば他の記事が沢山でてくるはずです。センサー部分を露出させるためにはバッテリーと、フィルム状のコネクターを取り外して、中央の基盤を反転させます。(振動用のモーターへの配線が基盤に直接はんだ付けされているので断線に注意しながら慎重に反転させます)
アナログスティックの根本部分にある(写真のオレンジ色部分)左右合わせて4か所の周囲にゴミや埃が無い事を確認して、接点復活剤を少量噴射します。
あまり沢山、使っても意味はない(はず)なので、周りのパーツに飛び散らないように注意して噴射します。
後は、分解した逆の手順で組み立てて、改善したか確かめます。
コントローラーの内部はフィルム状のコネクターや基盤に直接固定されたケーブルなどデリケートなパーツが満載なので分解して破損してしまうリスクがあるので、注意してください。(もちろん、後のサポートが受けられなく可能性もあります)
私は、再起不能になっても良い覚悟(予備のコントローラーを購入)してからダメ元で分解して修理をしました。
まとめ
PS5のコントローラーのアナログスティックが倒しっぱなしのようなる「ドリフト」が発生した場合に、センサー部分に接点復活剤を使うことで、改善することができました。
改善の効果が続くのか引き続き調査する必要がありますが、ゴミや埃を除去しても「ドリフト」現象が続く場合には、ダメ元で「接点復活剤」を使うことで修理できる可能性があります。
PS5のコントローラーのドリフトで困っている人の参考になれば幸いです。
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