ガンプラ転売のブームでキットが手に入らないので3Dプリンターでガンプラ欲を満たすために、フルスクラッチで製作した高速起動型ザク(タコザク)を流用して勢いで製作するサイコミュ試験型ザクの記録29日目。今回は自立支援として足裏パーツにネオジム磁石を仕込んでいきます。
先回、組み立てた脚部に自立サポートとしてネオジム磁石を仕込んでいきます。
ネオジム磁石で自立支援
3Dプリントで利用するレジンはプラモデルで利用されているスチロール系の樹脂と比較して、かなり重量があるのでモビルスーツのように2本脚で自立する造形物を組み立てる場合に重心が上に行ってしまいます。
タコザクのように安定した形状の場合は立たせやすいですが、今回のサイコミュ試験型ザクのように、人型の脚部(関節付き)で自立させようとした場合に飾っている状態で転倒してしまう可能性があるので「転ばぬ先の杖」的な仕込みを行います。
よくある技としては「魚釣り」用の錘(おもり)を足裏に入れて重心を下に持ってくる方法があります。
簡単な方法ですが、今回はレジン製の造形物で、かなりの重量があるので、重心を下げるために大量の「錘」が必要になりそうなので、ネオジム磁石を仕込むことにしました。
100円ショップでも入手できるので、今回は手元にあった6ミリの小型の磁石を瞬間接着剤で足裏パーツに貼り付けました。
接着剤で固定する際に金属製の塗料皿(無ければ、プレート上の金属であれば何でも良い)で磁石を仮止めしておくと、作業がしやすくなります。
足裏パーツを組付けて、脚部の完成。
天板が金属の机だと足裏が吸い付いてくれるので、重いパーツを載せた状態でも立たせやすくなります。
こんな感じで、胸や頭を仮止めして重心を上げても自立させやすくなります。普通のプラモデルでも同じように磁石や錘を使って足裏側を重くしておくと便利です。
アクションベースの台座にも金属板を取り付けておくと、完成後に飾る際の転倒防止になります。
まとめ
今回は、少し短い記事ですが、フルスクラッチでの造形を始めたサイコミュ試験型ザクの足裏パーツに自立支援用にネオジム磁石を仕込んでみました。
3Dプリントで利用するレジンは重量があるので、パーツの構成や造形物の形状で重心が上がってしまう場合などに足裏に磁石を入れておくことで重心を下げてくれます。
また、ディスプレイ用の土台に金属プレートを入れておくことで完成後に飾る際に転倒防止にも使うことができます。
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