プラモデルの改造パーツを3Dプリンターで造形する際に、スライサーソフトには「Chitu Box」を使っていますが、「ELEGOO Mars 4 Ultra」では、.goo形式のみが読み込み対象になるため「CHITUBOX」ソフトで拡張子が .goo のファイルでスライスデータを出力する方法を備忘録的に投稿します。
chituboxは最新バージョンが必要
「ELEGOO Mars 4 Ultra」に付属してくる「CHITUBOX」であれば問題ないですが、バージョン 2.1(この記事を書いている時点の最新)以前の場合は .goo 形式の出力に対応していません。
もちろん無償の「CHITUBOX Basic」でも .goo 形式でスライスデータを出力できます。
バージョンが古い場合には、公式ページから無料でダウンロードが可能です。
保存時に形式を選択可能
「CHITUBOX」では、スライスデータの出力時に、.ctb と .goo から選択して保存が可能です。
具体的には、次の手順で行います。
1. スライスする対象のモデルデータを開いて、[スライス]をクリックします。
2. サポート材など造形する準備が整ったら[保存]をクリックします。
3. 表示された[スライスファイルの保存]画面で[ファイルの種類]の一覧で[CHITUBOX slicer (*.goo)]を選択します。
4.[保存]をクリックしてファイルに保存します。
4. 保存された .goo形式のファイルをUSBメモリなどに転送してプリンターに読み込ませます。
まとめ
「ELEGOO Mars 4 Ultra」などで採用されている、.goo形式を「CHITUBOX」ソフトで出力する方法について書きました。
以前の .ctb形式に慣れてしまっていると、プリンターで読み込めない時に焦ってしまいますが[CHITUBOX]では出力時に選択することが可能です。
スライサーソフト[CHITUBOX]でGOO形式のスライスデータを出力したい人の参考になれば幸いです。
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