少し気分を変えて前から製作意欲のあった「サンダーボルト版 グフ(フライトユニット)」の作業の続きです。今回は脚部のホバークラフト的なユニットを3Dプリンターでディティールアップしてみました。
脚部のデザイン変更
今回もキット化されている訳ではないので、アニメ(OVA)版の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」サイトの設定イラストを眺めながらデザインを行いました。
「サンダーボルト版 グフ(フライトユニット)」の脚部にはホバークラフトのような造形が追加されています。
先回までの製作日誌は別記事をご覧ください。
キットのパーツから採寸
今回は曲線部分が多いので、キットのパーツを撮影した写真からデザインを起こしていきます。
背景に映り込ませた方眼線をデザインソフト(私は「DesignSpark Mechanical」を使っています)の縮尺に合わせます。
パーツの境界線を自由曲線ツールでトレースしてから、こんな感じでイメージを膨らませていきます。
こんな感じで、アウトラインの出来上がり。
分割線にモールドを入れたいので、等幅に補助線を追加します。
[プル]ツールで5ミリくらい高さを出して、ホバー部分の形状を調整していきます。
ホバークラフトの船底にあるバルーンのような感じに角を丸めるて土手を作っています。
継ぎ目部分は、少し段差を加えるようにして設計終了。
脚部ホバーの造形
とりあえず、製作したデータを使って光造形プリンターで試作。
サイズ感もあるので、いつものように60度傾きを設定して造形しました。
キットのパーツに取り付けてみると、こんな感じ。
ホバークラフトの船底のようになってくれて、デザイン的には成功。
しかし、取り付ける脚部パーツよりも長さが出てしまったので、修整です。
試作品のフィードバック
仮組みしてパーツよりも寸法が長かったので、2ミリほど短くして再造形。今度はジャストサイズで造形。
本来は足裏のノズル部分も変更したいですが、フライトユニットを造形したいので、今回はキットパーツのモールドで妥協します。
他パーツを仮組みした脚部に取り付けると、こんな感じ。いい感じに仕上がりました。
今回の作業はここまで。
まとめ
今回は短い記事になりましたが、アニメ(OVA)版の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」に登場する「フライトユニット」を造形するために、脚部のホバークラフト的なパーツを追加してディティールアップしました。
造形した作品はインスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
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