Visual Studioでデバッグ作業をする際、プログラムが実行後にノートンの[怪しいファイルを検出しました]画面が表示され、毎回実行お待たされる場合の対処法を備忘録的に投稿しておきます。
怪しいファイルを検出しました
Nortonセキュリティなどウィルス対策ソフトなどをインストールしていると、開発ツールを使って、制作したアプリをデバック時に[怪しいファイルを検出しました]画面が表示され不正なプログラムと認識されることがあります。
スキャン後に、[このファイルは安全のようです]と表示されてアプリが実行されます。(実行するアプリによっては誤認識されて、そのまま検疫される実行が中止される場合もあります)
Visual Studio側では、[デバッガー操作に予想以上に時間がかかっています]と表示される場合もあります。
デバッグ作業をする際、実行ファイルは新しいファイルに書き換えられるため、毎回この画面が表示され待たされるので、作業効率が悪くなります。
開発用のフォルダーを除外
作業時間のトレードオフでセキュリティを下げることになりますが、開発用のフォルダーをウィルス対策の対象から除外して改善ができます。
ウィルス対策のリスクになるので、除外するフォルダーと構成は最低限になるように慎重に選びます。
具体的には次の手順で行います。
1. ノートンの[設定]画面を表示します。
2.[設定]画面[セキュリティ|ウィルス対策]を開きます。
3.[ウィルス対策]画面で[除外]タブ選択して[追加する]をクリックします。
4.[除外を追加]画面で、デバッグで利用するファイルが含まれているフォルダーを選択して[追加する]をクリックします。
5. 除外するフォルダーが複数ある場合は[追加する]をクリックして同じ操作を繰り返します。
[ウィルス対策]への[除外]にフォルダーを追加して、デバッグ時の[怪しいファイルを検出しました]画面が表示されなくなります。
また、セキュリティのリスクを含んだフォルダーを追加するので、最低限のフォルダーを追加することをオススメします。
まとめ
Visual Studioでデバッグ作業をする際、プログラムが実行後にノートンの[怪しいファイルを検出しました]画面が表示され、毎回実行お待たされる場合の対処法を紹介しました。
デバッグ時にファイルが検出されて実行を待たされるので、アプリケーションの開発効率を下げてしまいます。
セキュリティを下げるトレードオフになりますが、除外フォルダーにデバッグ用の実行ファイルを含むフォルダーを追加することで[怪しいファイルを検出しました]画面を表示せずにデバッグ作業が可能になります。
Nortonセキュリティが動作して[怪しいファイルを検出しました]画面が表示されアプリケーションのデバッグに時間がかかる人の参考になれば幸いです。
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