Creative Cloudをサブスクしていると、利用できるフォントライブラリである「Adobe Fonts」ですが、他アプリでも使えるようにインストールしたはずなのにフォント名の一覧に表示されない場合の対処法を備忘録的に投稿します。
Adobe Fonts
Creative Cloudで利用できるフォントライブラリ「Adobe Fonts」。
インストールする際に[アドビアプリと他社アプリで利用]を選ぶと、ExcelやWordなど書体を選択できるアプリケーションでも利用が可能になります。
Windowsで変更されているインストール場所
Windows2000やXPなどのオペレーティングシステムの場合、フォントのインストール場所は[C:\Windows\Fonts]一択でしたが、最近のWindowsのフォント管理は少し変更がされてきています。
例えば、従来のフォントを管理しているフォルダーで271書体がインストールされている私のWindowsですが
[設定]画面の[個人用設定|フォント]を開いて確認すると、261種類と表示されています。
アプリ側で取得する方法で表示される書体が変わる可能性があります。
書体が見つからない
少し乱暴な方法ですが、アプリ側で書体が見つからない場合に表示させる方法があります。
Adobe Fontsがインストールされる場所については別記事をご覧ください。
Adobe Fontsがインストールされているフォルダーから確認したいファイルを、デフォルトのフォントフォルダー(C:¥Windows¥Fonts フォルダー)にドラッグします。
この方法で、既定のフォルダーにもAdobe Fontsがインストールされるのでアプリ側にも書体が選択できるようになります。
FontsフォルダーのAdobeFontsのアンインストール方法
既定のフォルダーにもAdobe Fontsは、Adobe Creative Cloudからは重複してインストールされている形になるので、再インストールなどをする場合は手動で削除しておく必要があります。
具体的には次の手順で行います。
1.[設定]画面から[個人用設定|フォント]を選択してAdobe Fontsでインストールしたフォント名を検索して選択します。
2. [フォント ファイル]項目が表示される[フォント フェイス]一覧を変更します。
3. [アンインストール]をクリックしてフォントファイルを削除します。
まとめ
Creative Cloudをサブスクしていると、利用できるフォントライブラリである「Adobe Fonts」でインストールしたフォントがアドビ以外のアプリで表示されない場合の手順を紹介しました。
Windowsの場合、Windows¥Fontsフォルダーにはコピーされずアカウント毎に用意されている[Adobe\CoreSync\plugins\livetype\r]内にコピーされる仕組みになっています。
アプリの取得方法によっては、従来の書体一覧が表示されてしまう場合もあるため表示されない可能性があります。
そのため手動でインストールすることで表示されないアプリでも使えるようになる場合があります。
Adobe Fontsでインストールしたフォントがアドビ以外のアプリで表示されない人の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。