今年も確定申告の季節がやってまいりました。会計ソフト「freee」を導入して細々とした作業は随分楽になりましたが、新しい取引や手段が増えると調べることが多くなります。今回は外貨建ての報酬を受け取る際に、為替損益が発生した場合の入力方法を備忘録的に投稿します。
[雑収入]より[為替差益]
freeeのデフォルト設定では追加されていないケースが多いですが[為替差益]があります。何らかの事由で文字通り為替で利益が出た場合の勘定科目です。
[為替差益]は利益が発生した場合ですが、損失した場合の[為替差損]もあります。
為替での利益と聞くと “FX” が頭に浮かびますが、金融商品なので分離課税になります。[為替差益](為替差損)は、事業取得などで為替によって利益(または損失)があった場合の科目のようです。
私の場合は、海外アフィリエイトの報酬をドル建で得た場合に、金額に差異が発生した部分で[為替差益]を使いました。
例えば、1月1日にアフィリエイトの報酬で “$10” が発生したとします。当時のレートが1ドル100円だった場合、日本円での売上金は1,000円です。
報酬の請求下限が $20 だった場合に直ぐに入金にはなりません。
時は進み、2月1日に新しく報酬が “$10” が発生しました。2月のドル円レートが1ドル110円となり、日本円での売上金は1,100円です。
2月末に報酬の請求 “$20” を行い、3月1日に着金しました。レートが1ドル120円となり、報酬で得た日本円は、2,400円になります。
1月の売上 1,000円と2月の売上 1,100円を決済しますが、入金された報酬は2,400円なので300円余りました。(2,400円 – 1,000円 – 1,100円 = 300円)
これが為替差益です。今回は運良くレートが上がったので余りましたが、レートが下がると、不足(為替差損)になります。
これをfreee などの会計ソフトで行うにはマスタに勘定科目を追加します。
具体的には、次の手順でマスタに追加が可能です。
1. 左側のメニューで[マスタ・口座]を選択します。
2. 表示された[勘定科目の一覧]画面で[検索条件]に “為替” を入力して検索を行い、[為替差益](または[為替差損])が表示された場合は、この科目を使います。
3. 表示されない場合には[新規作成]をクリックして新しく科目を追加します。
4. 表示された項目を埋めていきます。([勘定科目名]以外で重要なのは[表示名]と[税区分]です)
追加した科目を使って、余った金額(または足らない金額)を記帳していきます。(手数料などが発生した場合には適宜[支払手数料]などの科目で調整します)
まとめ
今回は外貨建ての報酬を受け取る際に、為替損益が発生した場合の入力方法について書きました。
海外からの報酬をドル建で入金された際に、日本円で出金した際にドル円レートによって金額が余ってしまう(足りなくなる)場合があります。
この超過(または不足)分は、雑収入などの科目よりも[為替差益](または[為替差損])の科目を新しく追加して入力した方が、後で分かりやすくなります。
freeeで為替レートによって報酬金額に差異が発生して困っている人の参考になれば幸いです。
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