Hyper-Vでオペレーティングシステムのインストール時に、ISOからのファイル読み込みでエラー「The unsigned image’s hash is not allowed」で先に進まない場合の対処方法をまとめてみました。
原因
オペレーティングシステムのセットアップオプションでファームウェアが「第2世代」(UEFI)が選択されている場合に、エラーになります。ブートオプションでセキュリティが厳しいために発生します。
Performing DHCP Negotiationの場合
オペレーティングシステムのブート画面で「Performing DHCP Negotiation…」が表示されたまま停止します。
【対処方法】
- [停止]操作をして、オペレーティングシステムのインストールを停止します。
- [仮想環境の設定]画面で[ハードウェア|セキュリティ]オプションで[セキュアブート]項目の[テンプレート]を[Microsoft UEFI 証明機関]に変更します。
- [適用]ボタンをクリックして、仮想環境を起動します。
- オペレーティングシステムのブートが開始されます。
The unsigned image’s hash is not allowed (DB)の場合
オペレーティングシステムのブート画面で「The unsigned image’s hash is not allowed (DB)」が表示されます。
【対処方法】
- [停止]操作をして、オペレーティングシステムのインストールを停止します。
- [仮想環境の設定]画面で[ハードウェア|セキュリティ]オプションで[セキュアブート]項目の[セキュア ブートを有効にする]チェックボックスを無効(チェックを外す)にします。
- [適用]ボタンをクリックして、仮想環境を起動します。
- オペレーティングシステムのブートが開始されます。
それでも解決しない場合
セキュア ブートのオプションを変更してもブートが出来ないオペレーティングシステムのブートディスクもあります。
そのような場合には、ファームウェアの設定画面で第2世代ではなく「第1世代」を選択することでセキュリティに邪魔されることなくインストールが開始されます。
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