Chrome68 の対策で、ブログのSSL化を考えている人も多いと思います。今のうちにブログサイトなどもSSL化しておいた方が得策ですが、SSL化するには有る程度、覚悟と対策が必要なのが分かったので、備忘録的に記事にします。
検索クリック数は激減する
そのままGoogle Search Consoleのグラフをブログに貼る事ができないので、イメージした図を貼りますが、こんな感じになります。6月20日にサイトはSSL化しました。
掲載順位は変動がないですが、クリック数も表示化数もダダ下がりになりました。(泣けます)調べてみると、HTTPとしてインデックスされていたものがHTTPSとしてインデックスされるまでの一時的なもののようで、時間が解決してくれるようです。
しかし、実際に激減するグラフを見せられると何か手違いをしたかと焦ります。(笑)
アナリティクスへの変更追加
サイトをSSL化した場合に、Google Analytics のビューも変更した方が正しい数字が見られるようです。
変更する手順は以下の通り
- Google Analyticsの管理メニュー(画面の左下)をクリックします。
- ブログサイトの[ビューの設定]画面で[ウェブサイトのURL]部分の[http://]を[https://]に変更します。
- [保存]ボタンをクリックして[ビューの設定]を保存します。
これで、Google AnalyticsがSSL対応のサイトを集計してくれるようになります。
Google Search Consoleも変更
Search Consoleには、HTTP/HTTPSを変更する項目がないので、別サイトとして、SSL化したサイトをプロパティを追加しておく必要があります。
この記事では追加の手順まで書きませんが、Search Consoleの右上の[プロパティの追加]から画面の指示に従って追加を行います。
追加したら念のため、[Fetch as Google]のリクエストを行っておくとインデックスが早めに作成されてアクセス数の減少が減るかもしれません(あくまで気休めですけれど)
まとめ
ブログサイトをSSL化して、確かにSearch Console上のクリック数や表示回数は激減することが分かりました。これはインデックスがSSLに切り替わるまでの一時的な減少なので、サイトをSSL化した時期とクローラーがインデックスするタイミングで、変わって来ると予想されます。
しかし、私のサイトの場合にはWordPressのJetPackで計測される表示回数には変化が今のところはありません。
サイト側でHTTPからHTTPSへのリダイレクトが出来ていれば、検索からの流入でページはきちんと表示されるので、Search Console上で減少したとしても、そんなに心配するような要素ではないと考えています。
SSL化すると、数日後から、Google AnalyticsやSearch Consoleなど(後、AdSenseも重要)サイトのパフォーマンスを計測する部分で思いがけない影響が出たので、しばらくサイトへの影響を注視しておいた方が良いです。
Google AdSenseの、クリック数、ページRPMや表示回数にも今のところ変化はないので、しばらく様子をみて、変化があればまた投稿したいと思います。
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