リモートデスクトップ使ってますか?最近頻発する「リモートデスクトップ」接続時の「原因はCredSSP暗号化オラクルの修復である可能性があります。」の対処法について投稿します。
エラーになる原因
今回のエラーの原因は、簡単にいうと接続先と接続元の更新ファイルの差異によるもので、サーバーなどの接続先の方が古い場合に発生します。つまりWindowsUpdateなどでクライアント側が更新され、サーバー側がまだ、未更新の場合に発生します。
詳細は、technet(マイクロソフト)のブログをご覧ください。
大抵の場合、サーバー側を更新するのにリモート接続している場合が多いので利用できないと困ります。
一時的にポリシー変更で回避
エラーの原因である、CredSSP 暗号化オラクルの設定を変更することで回避ができます。(あくまで一時的な回避方法なので、接続先を更新したら元に戻すことをおススメします)
次の手順で、CredSSP暗号化オラクルの設定を変更できます。
- 接続元(クライアント)の[ローカル グループ ポリシー エディター]を起動します。
- 画面左側のツリーから、[コンピューターの構成|管理用テンプレート|システム|資格情報の委任]を選択します。
- 画面右側に表示される一覧から[暗号化オラクルの修復]を選択します。
- [操作|編集]メニューを選択します。
- [暗号化オラクルの修復]画面が表示されます。
- [有効]オプションを選択して[オプション]に表示された、[保護レベル]を[脆弱]に変更します。
- [適用]ボタンをクリックして、設定を反映させます。
- [OK]ボタンをクリックして、[暗号化オラクルの修復]画面を閉じます。
- [ファイル|終了]メニューを選択して[ローカル グループ ポリシー エディター]を終了します。
以上の操作で、接続が可能になります。
保護レベルで[脆弱]を選択しているので、セキュリティ上は推奨される方法ではないですが、接続できないと、更新もできないので一時的な変更として考えてください。接続先を更新したら、同じ手順で[未構成]オプションに戻しておくことをおススメします。
リモート接続時にエラーが表示された場合に参考にしてください。
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