古いパーツですが、製作中の「シナンジュ スタイン ナラティブ バージョン」で、ハンドパーツが気になって交換したので。軽くキットの紹介をします。
MSハンド02 ジオン系
バンダイさん純正の改造パーツとして販売されているのが「ビルダーズ パーツ」シリーズです。様々な種類のパーツが用意されていますが、今回選択したのは、「手」です。
ハンドパーツ1つ取っても、地球連邦系やジオン系、1/100や1/144など多彩なバリエーションが用意されています。
今回、直線的なデザインの「シナンジュ・スタイン」で使いますが「ネオジオン」での改造が施されたという空想で、ジオン系を選択してます。
キットの組立て
1つのキットで、握りと平手、武器構えの3種類のハンドパーツを作ることができます。
左右の「グー」と「パー」と「武器構え」がレイアウトされてたランナーが2枚入っているので、合計12個のハンドパーツが組み立てられます。
台紙の内側に組立て説明書が印刷されてます。(パーツ数は少ないので、説明書見なくても、大体分かりますけれど)
1点だけ注意するのは、手首と腕パーツを連結する部分が別パーツになっていて、腕側パーツに入れるボールジョイントの直径が3ミリと3.5ミリの2種類があります。
左右を間違えると、ハンドパーツに取り付けられないのでパーツ番号を間違えないようにランナーから切り取ります。
キット内のパーツと比較
シナンジュ・スタインのキット内で組立てられるハンドパーツとの比較です。まずは、手の甲側(手前がビルダーズ パーツ、奥がキット内)。
キット内の部品は、ディティールアップとしてピンバイスで穴を開けてます。本当は何もモールドが無い状態です。
ビルダーズ パーツの方は手甲アーマー部分に細かな段落ちモールドが再現されてます。
手の掌側 (手前がビルダーズ パーツ、奥がキット内)。指関節のジョイント部分に細かなモールドが再現されてます。
比較して分かりますが、ビルダーズパーツの方は、腕パーツに取り付けるボールジョイントの長さが短いので、取り付け部分のクリアランスが取れないキットの場合には、この部分が干渉してしてまう可能性があります。
「HGシナンジュ・スタイン」の場合には、手首の可動範囲が多少狭くなりますが、取り付け自体は可能で「袖付き」の部分に干渉することはありませんでした。
この辺りは、実際のキットと現物合わせになります。
左手パーツが充実
通常のキットは、握りが2種類、平手(左)、武器構え(右)の合計6種類が付属してくるのが一般的です。
ビルダーズ パーツの場合、左右対称でパーツが組立てられるので、キットでは再現できない、右手の平手や、武器構えの左手を作ることができます。
両手を開いている状態や、左手に武器を持たせることが可能になるので、ポージングの幅が広がります。
シナンジュのビームライフルも、何も改造せずに持たせることが出来ました。
ただし、武器固定用のダボが右側についているので、安定性は落ちます。(このあたりは武器の重量によって変わります)
平手の開き具合も、キット内のパーツよりは開き気味で再現されているので、
地面に手をつくようなポージングが似合うようになります。
まとめ
最近のガンプラはHGでも、かなり精巧なモールドが再現されてきていますが、ハンドパーツは共通部品的な傾向にあるので、キット内のパーツをディティールアップするより、社外品を使った方が楽です。
実際に組み立ててみると、キット内には用意されていない、左手のパーツが多く用意されているので、両手を広げるポーズや、両手に武器を構えるポーズなど、通常では楽しめないキットの飾り方を増やすことができます。
バンダイさんの「ビルダーズ パーツ」であればコスト的にも、安価で手に入り、付け替えるだけなので改造が面倒臭いなと思っている方でも簡単にキットの雰囲気を変えることができるので、是非挑戦して欲しいです。
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