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バズーカの塗分け [HG シナンジュ スタイン ナラティブ Ver.]22

映画「機動戦士ガンダム ナラティブ」に登場する機体「シナンジュ スタイン ナラティブ バージョン」の製作日記です。おまけ的な感じですが、付属のバズーカの工作を始めました。

機動戦士ガンダム ナラティブ

公開日に見に行った映画ですが、基本的には「機動戦士ガンダム UC」(ユニコーンガンダムが活躍するアニメ)の終了後の世界が描かれています。

映画の感想(ネタバレなしです)はFilmarksに記録してあります。 個人的には、「フロンタル」は「シャア・アズナブル」だったのかという疑問が更に謎になってしまう映画のストーリーになってます。

映画に登場する白いシナンジュ(スタイン)が袖付きとしてキット化されたのが、「1/144 MSN-06S SINANJU STEIN NARRATIVE Ver.」です。

設定では、ネオジオンによって強奪された地球連邦軍の実験用モビルスーツで「機動戦士ガンダムUC」に登場するシナンジュ(シャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル搭乗機)の元となった機体です。

実は盗まれた機体は2機あり、フルフロンタル向けに換装されなかった機体が、この白いシナンジュスタインとして袖付きとして登場しています。

搭乗するのは「ゾルタン・アッカネン」という強化人間であり、コロニー内で発砲したり、シナンジュと共に、かなりの悪役キャラとして登場します。

ネオ・ジオングのパーツ

キット内ではバズーカ装備だけで1つのランナー化されています。理由は、このランナーは、「HG 1/144 ネオ・ジオング」からの流用だからです(笑)

シナンジュが出来た時は、ネオ・ジオングのキット化がされていなかったので、当然「HG 1/144 シナンジュ」にはバズーカ装備がありません。

私の積みプラ在庫にある、「RG 1/144 シナンジュ用 拡張セット」には、同形状のバズーカが付属していました。

化粧箱にも両腕で構える、シナンジュの雄姿が描かれてます。

よく見ると、バズーカの砲身部分が白く塗り分けされています。

迷いましたが、結局HGキットに付属しているバズーカも塗分けしてみることにしました。

早速、素組み

HGの場合の武器は大抵の場合、中央にラインが入ります。シナンジュ・スタインのバズーカも例外ではないので、パーティングラインを消すために、接着できる部分は、白蓋のタミヤセメントを使って固定してしまいます。

そのまま、ヤスリがけをしてもパーティングラインは埋まらないので接着剤を使ってパーツを溶かしてからヤスリがけをした方がキレイに消すことができます。

その際、接着部分が開かないようにクリップや洗濯ハサミを使って固定しておきます。

シナンジュのバズーカは、砲身部分を別武装であるビームライフルに組み合わせて装備できるようになっているので、スコープ部分と、本体部分の2パーツを作ります。ここでもパーティングラインがでるので、接着剤で固定してしまいます。

紙やすり(800番)を両面テープで貼り付けたプラ板で砲身部分の中央にできるパーティングラインを削ります。あまり力を入れすぎると平面になってしまうので、軽く押し当てて左右に滑らせるようにしてラインを消していきます。

同様に本体部分のパーティングラインも紙やすりを使って削っていきます。入りにくい部分は、細切りにした紙やすりを2つ折りにして隙間に入れて削ります。

素組み完成。パーティングラインを削る時に浅くなってしまったスジは、目打ちなどで復活させておきます。

色分け

RGの拡張セットのように、砲身部分を白色で塗分けしていきます。

とりあえずマスキングテープで塗分けをしようとしましたが、結構パーツが小さいので難航しましたが、こんな感じで貼り付けられました。

マスキングテープを塗分け部分に巻き付けます。多少シワが入りますが、塗料が入り込まないように爪で段差に押し当てて隙間を埋めておきます。

デザインナイフを段差部分に押し当てて、パーツを1周させて塗分け部分でカットします。

余分なマスキングテープを剥がします。

スコープのドーム型部分も塗分け用のマスキングテープを巻き付けます。細い短冊状に切り分けておくと、貼りやすくなります。

エアブラシで塗分け

塗料がついて欲しくない部分を紙で覆って、塗装用のクリップに固定してエアブラシで、白色を塗装します。

小さな部分なので、塗料の希釈は濃い目(塗料1:溶剤1)にして、うっすらかかるように吹き付けを繰り返して、薄い塗膜を重なるように塗装を行います。

沢山の塗料を吹き付けると、溶剤でマスキングテープの糊が侵食されて、マスキングしていた部分に塗料が流れてしまうのを防止するために、感想させながら、ゆっくり塗装をしていきます。

スコープのセンサー部分も同様に薄く、何層にも塗膜ができるように塗装を行います。早く塗り終わろうとすると、マスキングテープに沁み込んでしまうので、ゆっくり時間をかけてエアブラシを吹いていきます。

白く塗分けたパーツ。しっかり乾燥してからマスキングテープを剥がしていきます。

次回は、白以外の部分の塗装を行います。尺が足らなくなったので、今回の記事はこの辺りで終わります。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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