自分のブログに、Google AdSenseの自動広告を設置した結果を書いてみます。
設置は超簡単
自動広告の設定は簡単です。AdSenseの管理画面で「広告|自動広告」メニューを選択して、自動広告用のコードをサイトのHEADタグの直後に埋め込むだけで設定は終了。
表示する広告の種類も6種類(モバイル用のオーバーレイ広告2種類を含む)から選択でき、1つのコードをサイトに埋め込むだけで、後は自動で広告が表示されるようになります。
手動の広告ユニットと併用可
自動広告は、広告を掲載していないサイトと既に掲載しているサイトの両方で同様に機能します。ページ上に既に広告ユニットがある場合は、自動広告により広告ユニットが検出され、空きスペースがある場所にのみ広告が配置されます。既存の広告ユニットを削除したくない場合は、削除する必要はありません。ページに広告ユニットがない場合は、自動広告によって掲載できそうなすべてのスペースが検出され、ページでの収益化に使用されます。
AdSense ヘルプより
ヘルプには、併用可能と書いてありますがページ内に十分な広告が表示されている場合には、自動広告によって表示される広告が少ない(または表示されない)みたいなので注意が必要です。
本来の自動広告の機能を体験するには、「広告ユニット」のコードを削除または、コメントアウトしておく必要があります。
自動広告のメリットとデメリット
私が感じたメリットとデメリットを書きます。
メリット
- 広告ユニットの設定とサイトへの設置が簡単
- 表示テストと分析をする必要がない
- オーバーレイ広告が利用できる
デメリット
- サイトのデザイン無視で広告が表示される
- 広告の表示数はコントロールできない。
- 表示される広告の種類も制御不可能
中でも一番のデメリットだったのは、サイトのデザイン無視で広告が表示される部分でした。
設置直後は、サイドバーに沢山の広告が表示され、次に記事内の見出しを無視して文書の途中に「記事内広告」が表示されます。
流石に、途中心配になってきましたが2週間放置した結果が、こんな感じです。
2週間の表示結果
あまり詳細な部分は表示できませんが、私のサイトで2週間表示した結果がこんな感じです。
設置当初は、かなりの数の広告が表示されますが、その後2週間で表示数が激減しました。
クリック単価やインプレッション収益など表示数によって上下動するので、広告が大量に表示されれば下がるし、広告表示数が下がればクリック数が下がるので、結局収益は大幅に下がってしまったのが実績として残りました。
まとめ
他のサイトで公開されている記事では「収益が上がった」と紹介されているので、もっと長期で確認すれば上がるのかもしれませんが、私のサイトでは、このような結果になっています。
それでも実用上、耐えられなかったのがページのデザイン無視で広告が挿入される(それも毎回違う)ので、自分で記事を読み直していても鬱陶しく感じることでした。
最初から自動広告を使っている分には気にならないかもしれませんが、広告が表示される部分を見越してデザインをしているサイトには向かないかもしれません。
また、一定数以上の「広告ユニット」が既に設置されている場合、自動広告による広告が表示されないようなので、自動広告のメリットが無い感じを受けました。
自動広告に切り替えたい人の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。