バンダイから過去にリリースされた「1/1200 ジオン軍 ガウ攻撃空母」の製作日記です。かなり大昔にリリースされたキットですが、現在でも再販されているいわゆる「旧キット」と呼ばれる部類のガンプラです。
素組みをして気になった両翼のエアインテーク部分のフィンを削って修正してみました。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第二弾は「ガウ攻撃空母」を作り始めました。
エアインテーク部のフィン
この時代では金型処理の限界かもしれませんが写真のように両翼のエンジン部分の前にあるエアインテーク構造のフィンが厚めに再現されています。スケールが1/1200なので、1ミリでも実際には1メートル以上の巨大な厚みになっているはずです。
パッケージでは、薄いブレード状に描かれているのでイラストのように削っていきます。
パーツ番号
取り付け場所によってパーツ番号が分けられているので後で場所が不明にならないようにパーツに油性ペンで番号を付けていきます。後で説明書で組み立てられるように、ランナーで表示されている番号を書いておきます。
全体的に薄くするのは難しいので、写真のように先端だけをV字に削っていきます。直線的に一気に削りたいので、金属製の平ヤスリを使って削っていきます。
1パーツで5か所あるので大変ですが、淡々に金やすりで削っていきます。
上から見るとこんな感じになります。多少ガタついていても後で修正すれば良いので、すべてのパーツを1通りできるように粗目に削っていきます。
本体に取り付けると、かなりシャープな感じになってカッコ良くなります。(左が削った後、右がキットのまま)
こんな感じで、1つ削り終わったら本体に取り付けて具合を確認します。細かい部分は後回しにして、とりあえず8パーツすべてのフィンを削り出すこと目標にするとモチベーションを保つことできます。
まとめ
約40年前のキットなので、当時の金型成型の限界なのかもしれませんが肉厚に成型されている部分があります。
肉厚のフィン部分をヤスリでシャープにするだけで、シャープな印象になるのでおススメの改造です。
作業は単純ですが、削る部分が1パーツで5か所、合計40か所を作業することになるので集中力が必要になります。削り過ぎないように注意して、だいたい削ったところで止めて次のパーツに移り、全体的に仕上げていくことでモチベーションを保ちながら作業すると失敗がなくなります。
時間がない時には1日に1~2パーツで数日に分けて作業をしても良いかもしれません。急いで削り過ぎてしまうと後で修正するのが大変なので、少し削ったら本体に仮止めして全体的に見て見栄えを確認していくと、削り過ぎることを防ぐことができます。
次回は、戦闘機の発艦デッキ部分を削ってシャープにする工作をしていきます。
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