バンダイから過去にリリースされた「1/1200 ジオン軍 ガウ攻撃空母」の製作日記です。かなり大昔にリリースされたキットですが、現在でも再販されているいわゆる「旧キット」と呼ばれる部類のガンプラです。
今回は、他キットから流用したデカールの貼り付けや「つや消し」トップコートの作業を行いました。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第二弾は「ガウ攻撃空母」を作り始めました。
デカール貼り
普段は人型のモビルスーツばかり制作しているので航空機は付け焼き刃的な感じがしますが、機体には識別番号のような数字や記号があるはずなので、適当なデカールを流用して貼り付けました。
今回使ったのは「タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.48 アメリカ陸軍 2 1/2トン 6×6 カーゴトラック」に付属しているデカールを流用しています。
随分前からストックしていたキットなので、デカールのニスが固まっていて台紙から剥がれてくれません。古いデカールを使う場合には、水ではなくぬるま湯を使って裏面だけではなく、表面にも浸かるようにして時間をかけると剥がれてきます。
もちろん糊成分が溶け出してしまうので、キットに貼りつかない場合にはデカール糊やマークセッターなどを使って固定します。
垂直尾翼にも、適当な数字と記号のデカールを貼り付けました。
その他の細かなデカールは「Cloud Eleven® 1/144&1/100用 警告(コーション)デカール 汎用 水転写式デカール (C011(白/灰))」を使っています。他のキットでも使っていますが、台紙の吸水性やデカールの剥がれ具合など、気に入っているデカールです。
フラットクリアでトップコート
デカールを貼り付け後は、保護も兼ねてトップコートを塗っていきます。触った時にデカールが剥がれてしまう悲劇を防ぐためにも、重要な工程です(笑)
今回は「ガイアノーツ Exシリーズ Ex-04 Ex-フラットクリアー」を使いました。トップコートとして使うと、若干白くなるので下地として使う色を少し暗めにしておくと、イメージ通りの色にすることができます。
塗装したモデルに使いましたが、素組みの状態でもトップコートを塗装してつや消しにするだけでも印象が変わるので、無塗装が好きな方でもつや消しトップコートはおススメです。
エアブラシが無い場合でも、缶スプレータイプの塗料で十分代用できます。
まとめ
今回はデカール貼りと「つや消し」トップコートの作業を行いました。古いデカールを使う場合は、ニスが台紙に固着している場合があるので、ぬるま湯などで時間をかけて慎重に扱うことになります。
デカール自体も経時劣化している場合もあるので、水分を台紙に含ませて待つことが重要です。急ぐと貴重なデカールが破れてしまう悲劇につながります。
次回は、ウェザリングして完成させていきます。
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