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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(26日目)主砲部分の組立て

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。しばらく「ゼーゴック」や「ドズル専用ザク」で中断していましたが続きの主砲部分を組み立てていきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

経時でパーツが反ります

ある程度は覚悟が必要ですが、2次硬化をした後でも大型パーツの場合は、少なからずパーツの反りが起こります。どこで起こるかは樹脂任せなので制御することはできません(笑)

目立つ部分に反りが出てしまった場合にはプラ板で修正を行います。合わせ目の隙間のような場合には、プラ板を楔状に削って隙間に入れます。

プラ板を瞬間接着剤でパーツに固定して、しばらく放置します。断面が長いパーツの場合には両端で少なからず反り(やヒケ)が出来て隙間が見えてしまうことがあるのでプラ版で修正を行っています。

瞬間接着剤が硬化後に余分な部分を切り取って段差がなくなるようにペーパーで削って修正が完了です。

主砲の固定

主砲は台座部分に3ミリのプラ棒を通して可動させるようにしました。

パーツの合わせ目部分にドリル刃を入れることになるので、割れてしまわないように慎重に作業をしていきます。1ミリのドリルで位置決めをしてからドリル刃を径を0.5ミリずつ増やして最終的に3ミリの穴を開口します。

適当な長さにカットした3ミリのプラ棒に主砲部分のパーツを載せて完成です。

まとめ

光造形したパーツは、経時で収縮や反りなどが発生するのでしばらく放置しておくと組立てた後で後悔するリスクを減らすことができます。

特に大型パーツの断面が細長い部分は両端で反ってしまい合わせ目に隙間が生まれてしまうことがあるので、すぐに組み立てずにしばらく放置しておくと修正が楽になります。

出来てしまった隙間は、小さい場合は未硬化のレジンを流し込んで硬化させて埋めることができますが、大きい隙間の場合は楔状に削ったプラ板を固定して修正します。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、船首部分の組立てを進めていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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