ARM版 Windows10をRaspberry Pi 3 ModelB+ にセットアップ時に「コンピューターが予期せず再起動されたか、予期しないエラーが発生しました。Windows のインストールを続行できません。Windows をインストールするには、[OK]をクリックしてコンピューターを再起動してから、インストールを再実行してください。」エラーが表示された場合の対処法を紹介します。
Windows10のエラー画面
Raspberry PiにWindows10をセットアップ中にエラーやブルースクリーンで停止してしまうことがあります。
ブルースクリーンが表示されない場合でも様々なエラーメッセージが表示されてインストールが停止してしまうことがあります。
中でも手ごわいのが「コンピューターが予期せず再起動されたか、予期しないエラーが発生しました。Windows のインストールを続行できません。Windows をインストールするには、[OK]をクリックしてコンピューターを再起動してから、インストールを再実行してください。」のエラー画面。
エラーのメッセージ内容から原因を予想することが難しいです。
利用するインストールイメージを古くする
「Unified Update Platform」でダウンロードできるARM版 Windows10のインストールイメージには過去のバージョンも用意されています。
この記事を書いている時点で[Select version]で選択できる最新版は “20H2” ですが、私の場合は、Raspberry Pi 3 Model B+にインストールする際に、エラーになり、[Select version]の一覧から “2004” をダウンロードすることで正しくセットアップすることができました。
その他にもソフトウェア的なエラーの場合もありますが、CPUの温度が上昇しサーマルスロットリングが発生している場合があるので、エラーが回避できないような場合には、CPUの温度上昇を疑う必要があります。
まとめ
Windows10をRaspberry Pi 3 Model B+にインストールする際に「コンピューターが予期せず再起動されたか、予期しないエラーが発生しました。Windows のインストールを続行できません。Windows をインストールするには、[OK]をクリックしてコンピューターを再起動してから、インストールを再実行してください。」エラーが表示される場合にはセットアップする ARM版 Windows10のインストールイメージのバージョンを変更することで回避することができました。
エラーメッセージからソフトウェア的なエラーも考えられますが、改善できない場合にはCPUの温度上昇でハードウェア的な障害が発生している場合もあります。
Raspberry Pi 3にWindows10をインストール時に「コンピューターが予期せず再起動されたか、予期しないエラーが発生しました。Windows のインストールを続行できません。Windows をインストールするには、[OK]をクリックしてコンピューターを再起動してから、インストールを再実行してください。」エラーメッセージでセットアップが停止して困っている人の参考になれば幸いです。
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