1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、マ・クベ専用グフを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。先回行った黒サフで表面処理したパーツに塗装を行っていきます。
3D CADで設計
先回、DesignSpark Mechanical(3D CAD)を使って設計したデータを使って造形していきます。
3D CADで設計した部分については、過去に投稿した記事をご覧ください。サイズや形状以外にも、放射状に施されたスジ部分が再現できるかが課題です。
サーフェイサーで下地塗装
今回のように金色のようなメタリック色で塗装する場合は、黒系のサーフェイサー「ガイアノーツ GS-03 サーフェイサー エヴォ ブラック」を下地に使うと重厚感のある色合いで塗装することができるのでオススメです。
サーフェイサー塗装の詳細は、先回の記事をご覧ください。
調色する時は保存する量も考えて
メインの2色は、手持ちの塗料で近い色がないので、調色をして塗装をします。
調色する場合は、途中で塗料が尽きる事故を防ぐために少し多めに作って保存瓶で、しばらくストックするのがコツです。
また、塗り忘れの部分を後で筆塗りすることも考えられるので希釈前の状態で保存しておくと、後で使う機会が増えます。
1色目のレシピは、こんな感じ。
ライトブルー(XF-23):5
パープル(X-16):4
メタリックブルー(X-13):1
2色目のレシピ
フラットブルー(XF-8):5
パープル(X-16):4
黒サフの下地に塗装するので、多少明るめの色調にしてあります。
今回マスキングした箇所は、頭部のダクト部分のみ。パーツ内での塗り分けも無いので、ひたすらエアブラシで塗装をしていきます。
とりあえず目立たない場所で、希釈度を確認して、少しづつ塗り重ねていくのがエアブラシのコツです。
1回目は、こんな感じで多少ムラで下地が見えていても気にせず、次のパーツに移ります。とにかく一気に厚塗りして塗料が垂れたり、気泡が入ったりすると、今までの苦労が台無しになるので、少しづつがコツです。
何度も塗り重ねていくと下地が見えなくなってきます。ここまで来たら、後は納得の色調になるまで、薄く塗り重ねていきます。
1色目終了。
同じ要領で、2色目を塗装。薄い色から濃い色にすると、エアブラシをキレイに洗浄せずに次の色を塗装することができます。
合計4色でエアブラシの掃除も含めて、4時間くらいで作業が終わりました。膝部分の赤色はレッド(X-7)を塗装してます。
まとめ
今回は、3Dプリンターを使って造形したパーツも含めて、サーフェイサーで下地塗装したパーツに塗装を行いました。
調色して塗装をするような場合は、後で塗り直しをするために少し多めに作っておいて、保存瓶でしばらく、保存しておくのがオススメです。
途中で塗料が尽きてしまったり、細かな部分を後で筆塗りする際に、再度調色するのは至難の業なので使い切った塗料瓶を洗浄して取っておいて、保存瓶として使うのも有効です。
次回は、スパイクアーマーの尖らせ加工をしていきます。
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