1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、マ・クベ専用グフを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。先回塗装したパーツにスミ入れをしていきます。
3D CADで設計
先回、DesignSpark Mechanical(3D CAD)を使って設計したデータを使って造形していきます。今回は頭部の装飾アンテナや特徴的なシールドのスコープ部分のパーツを設計して造形しています。
3D CADで設計した部分については、過去に投稿した記事をご覧ください。サイズや形状以外にも、放射状に施されたスジ部分が再現できるかが課題です。
スミ入れ専用塗料
老眼になりつつある作者の目には、かなり難しい作業になってきましたが、成型パーツに施されている線(スジ)にエナメル塗料を使ってスミ入れをしていきます。
昔は、薄く希釈したエナメル塗料を使っていましたが、今ではスミ入れ用の塗料が簡単に手に入るので、それを使っています。
そんなに量を使うわけではないので、1本購入しておけば、かなり長く使えます。
HGガンプラメインの私の場合、2年以上使っても、そんなに量は減りません。
地味なスミ入れ作業でも奥が深い
写真ではあまり変化がありませんが、成型品に施された凹凸部分にハイライトを付けるだけで、印象がかなり変わります。
どの色にするか、どのくらいの量を入れるかでかなり見映えが変わってくるので奥が深い作業です。
よくある失敗としては「つや消し」塗装をしたパーツに作業をして、パーツの凹部分よりも先に、凸凹した塗膜に引っ張られてしまうことがあります。
スミ入れをするのであれば、一旦クリア塗装をして表面に平面を作ってから作業をすると失敗しなくなります。つや消し状態にするには、スミ入れ後に「つや消しクリア」を塗装します。
成形品のスジから塗料がはみ出すことも、よくあります。うすめ液を付けた綿棒などで軽く拭き取れば、リカバリーできますが、力を入れ過ぎて、塗膜を剥がしてしまうこともあります。
そんな時でも、上塗りでつかった塗料を保存しておけばリカバリーをすることができるので、失敗前の準備は重要です。
こんな感じで、はみ出したり、剥がれてしまった塗膜をリカバリーすることができます。
まとめ
今回は、塗装したパーツにスミ入れを行いました。
結構地味な作業ですが、パーツの凹凸部分にハイライトがあると、情報量が増えて見映えが良くなります。
塗料がはみ出したり、拭き取る際に塗料を剥がしてしまうような失敗も結構あるので、塗装に使った塗料を保存しておいて、後から修正する準備さえしておけば、かなりハードルが下がります。
次回は、他のパーツも組み立てていきます。
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次回は、スパイクアーマーの尖らせ加工をしていきます。
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