1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、ドズル・ザビ専用ドムを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。今回は3Dプリンターで造形したレジンパーツにプライマーで表面処理を行いました。
接着剤を使った合わせ目消し加工
最近のキットは合わせ目が目立たないように設計されているのですが、ドムの場合は、かなり前に発売されているので、脚部や胴体部分に左右、前後合わせのパーツで合わせ目が目立つようになっています。
今回は脚部の合わせ目をいつものように、タミヤセメント(接着剤)を使って目立たなくしていきます。
方法は簡単。合わせる両方のパーツに少し多めに接着剤を塗布して合わせるだけ。接着剤の溶剤でパーツのプラ材を溶かして一体化をしてしまう方法です。
普通のプラモデル用接着剤を、多めに塗布します。
多少はみ出しても、気にせずに接着面が少し盛り上がるくらい塗ります。
両方のパーツに接着剤を塗布したら、5分くらい待って合わせます。力を入れて合わせると、接着剤の溶剤で溶けたパーツのプラ材あ合わせ目から飛び出してきます。
洗濯ばさみや輪ゴムなどで力をかけた状態で固定して乾燥させます。量を多めに塗布しているので、最低でも1~2日は乾燥が必要です。生乾きのまま削ると接着剤が飛び散ってパーツが悲惨なことになるので、溶剤臭がしなくなるまで、待ちます。
完全に乾燥したら、ヤスリではみ出した接着剤を削っていきます。接着剤の溶剤で成型パーツがほぼ一体化しているので、簡単に合わせ目を目立たなくさせることができます。
まとめ
今回は、脚部の合わせ目消し作業を行いました。
成形色の場合には目立たない合わせ目も、塗装をして光沢が無くなると、合わせ目が目立つようになります。ある程度はサーフェイサーなどで隠すこともできますが、やっぱり接合面を平坦にして合わせ目を隠しておくと、塗装後の仕上がりが格段に良くなるので、手間をかけておきたい作業です。
接着剤による合わせ目は、他の材料がなくても手軽にできるので合わせ目を見つけたら、やっておきたい方法の1つです。
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次回は、ドズル・ザビ専用ドムを製作を始めていきます。
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