1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、ドズル・ザビ専用ドムを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。今回は3Dプリンターで造形したレジンとキットのパーツのサーフェイサー塗装をしていきます。
抜群のキズ消し効果
サーフェイサーで下地塗装をする効果として、プラ材に強力な塗膜を形成することがありますが、一番の効果は「キズ消し」だと思っています。
例えば、ゲート処理でパーツにできたヤスリ跡のような傷(800番くらいのサンドペーパーで出来た跡)など、そのまま塗装すると目立ってしまいます。
サーフェイサーを塗装するだけで、目立ちにくくなります。なので800番以上のサンドペーパーで仕上げをするくらいなら、残したままでサーフェイサーで塗装した方が作業効率が上がります。
塗装用のスティックに取り付け
基本はエアブラシでサーフェイサーを塗装していくのでパーツは、クリップの付いた塗装用スティックに取り付けていきます。
クリップで取り付けにくいパーツの場合は、プラ棒などで工夫したり、最悪塗り残しが出来ても良い場所を選んでクリップで固定しておきます。
上塗りと同じように1回で大量のサーフェイサーを吹き付けるとダマになったり、表面でサーフェイサーが流れたりしてしまうので、最初は成型色が見えるくらいで止めます。
1回目がこんな感じ。随分成形色が目立つくらいで大丈夫です。
2回目が、こんな感じ。だんだん白くしていきます。
3回目が、こんな感じ。結構白くなってきたところで止めます。塗り過ぎると表面が粉を吹いたような感じになってしまうので、塗り過ぎないように注意します。
黒いサーフェイサーも同様に塗っていきますが、表面に艶が出ている黒い成型色のパーツに使うと
光沢度合いを均一にしてくれるので、黒いパーツでもサーフェイサーで下地塗装をする効果はあります。
まとめ
今回は、パーツの下塗り(サーフェイサー)を行いました。
本来は、プラ材と塗膜を強力に固着させるための効果ですが、800番くらいのサンドペーパーで出来た傷などを目立たなくする効果もあるので、合わせ目消しやゲート処理でパーツの表面の傷を隠してくれる効果もあります。
また、パーツの成形色と異なる色で塗装する場合は、色をリセットする効果もあります。
と、様々な効果が見込めるサーフェイサーなので、いきなり塗装する前の準備工程として追加しておくと出来上がりが格段に上がるのでおススメです。
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次回は、ドズル・ザビ専用ドムを製作を始めていきます。
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