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VisualStudioCode 1.57 気になった機能レビュー

2021年05月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.57に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。

2021年04月にリリースされたバージョン1.56 に関する別記事もご覧ください。

作業フォルダーの制限

開いているフォルダー内での機能を実行する部分で更新があり、事前に信頼する設定をすることで、VSCの機能を実行できるようになりました。

他のサイトからサンプルをダウンロードして開く際のセキュリティ対策の一環と考えられます。自分で作成しているコードが含まれているフォルダーであれば[はい]を選択することで、以前と変わらない環境になります。

ちなみに、フォルダーを開いた状態で、バージョンアップすると突然表示されます。日本語化していても、[Do you trust the authors of the files in this folder?]と英語で表示されるので面喰います。

無視してVSCを再起動すると日本語[このフォルダー内のファイルの作成者を信頼しますか?]で表示されます。

リモートリポジトリの拡張機能化

バージョン1.56までは機能化されていた「リモートリポジトリ」が機能拡張として分離され、必要な場合にインストールする形に変わりました。

この記事を書いている時点でRemote Repositories 拡張機能はまだ、プレビュー版です。

機能に変更は無いようですが、Remote Repositories 拡張機能を使えば、GitHubのリポジトリをローカルにダウンロードすることなく、直接コミットやロールバックの操作ができるようになります。

まとめ

今回の更新では、フォルダーの機能制限などのセキュリティについて変更がありました。VSCは自動化やスクリプトを実行する機能があり、エディターとしてかなりのシェアを伸ばしているので、ウィルスなどの温床にならないような対策の一環だと考えられます。

その他に、リモートリポジトリの拡張機能化など以前のバージョンではプレビュー版であった施策も実装されてきていました。

他の機能や詳細な部分は、1.57のリリースノートをご覧ください。

「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。

その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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