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VSCodeでPHPデバッグ時に例外”Unable to find the wrapper https”が表示される場合の対処法

VSCode で PHPをデバッグする際に、例外 ”Unable to find the wrapper https” が表示されてOpenSSL設定の方法が分からずに困ったので、備忘録的に投稿します。

Unable to find the wrapper https 例外

VSCodeでPHPをデバッグする際にURLでSSLを使う場合に[例外が発生しました Unable to find the wrapper https – did you forget to enable it when you configured PHP?]が表示される場合があります。

この例外は、たいていPHPのSSL設定が無効になっているかOpenSSLの設定が間違っている場合が多いです。

phpinfo()でPHPの環境設定を表示して[Phar]内の[OpenSSL Support]が “enabled” になっているか確認します。(”disabled” の場合にはOpenSSLのインストールを設定が必要)

OpenSSLのインストールでは改善しない

指示に従って、OpenSSLをインストールするだけでは改善しませんでした。実際には次の手順で例外を改善することができます。

OpenSSLをインストールしている場合には、アンインストールします。

具体的には、次の手順で行います。

1. 2つのDLLファイル(ssleay32.dll と libeay32.dll )が必要になるので、ダウンロードします。Apacheのインストーラーなどに含まれている場合がありますが、見つからない場合には、こちらなどの圧縮ファイル内を探します。

2. PHPのインストール(”php.exe”がコピーされている)フォルダーに、2つのDLLファイルをコピーします。

3. フォルダー内の[php.ini]を編集して、次の2行を追加します。

extension=php_openssl.dll
extension_dir = "C:\php\ext"

extension_dir には、PHPのインストールフォルダーで “php_openssl.dll” ファイルがコピーされているフォルダーのパスを記載します。

4.[環境変数]画面で[Path]を選択して[編集]をクリックします。

5. 表示された[環境変数名の編集]画面で PHPのインストールフォルダー (例 C:\php)と extension_dir で指定したフォルダー(例 C:\php\ext)を追加します。

6. 再度 phpinfo() で PHPの環境設定を表示して[Phar]内の[OpenSSL Support]が “enabled” になっているか確認します。

デバッグ操作を行い、 例外 ”Unable to find the wrapper https” が改善されているか確認を行います。

まとめ

VSCode で PHPをデバッグする際に、例外 ”Unable to find the wrapper https” が表示される場合は、PHPのOpenSSL support 設定が無効になっています。

指示に従って、OpenSSLをインストールするだけでは改善されないので、必要なファイルをダウンロードしてコピーして、php.iniの編集を行い 環境設定で OpenSSL support を有効にしておく必要があります。

PHPのデバッグする際に 例外 ”Unable to find the wrapper https” が表示されて困っている人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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