Amazonのセールで手に入れたWesternDigital製のSSD WDS100T2B0A-ECの、SATA 6.0Gb/Sでのベンチマーク測定をしてみました。
WDS100T2B0Aとの違い
Amazonのレビューを見ると「旧製品のバーコードにシールを貼って新製品のように売られている」とか、「開封品かも」とか酷評している方もいるようですが、調べたところ末尾の-ECはエコパッケージのようで、新製品でも何でもなく、 WDS100T2B0A の簡易パッケージ版のようです。
なので、新製品というより新品番なんですよね。メーカー系に勤めていた身としては、旧パッケージでラベルシールで対応するというのは普通に思います。
今回試した1T以外に250GB/500GB/2TB/4TBのモデルがリリースされています。
パッケージの開封
簡易包装版なので、パッケージは武骨な印刷ボール紙かと予想していましたが、化粧箱になっていました。日本語は一切表示されていないので、欧米向けのパッケージをそのまま利用していると思われます。
化粧箱から中身を取り出すと、透明なトレイにSSDが乗せられているだけで確かにビニール袋で(過剰な)包装はされていません。逆に開封した後、ゴミになるので私は気になりません。
内容物は、SSD本体とサポートの電話番号などが書かれたガイド的な印刷物のみです。最近のSSDの包装は、他のメーカーでもこんな感じなので、これを見て開封品だと思う人、いるのかな?
ベンチマーク
SATAで接続して、NTFSでフォーマットした状態で容量は、931GB(Windows10のボリュームプロパティでの表示)
いつものようにCrystalDiskMarkでベンチマークを測定しました(SATA3 6.0GB/sで接続)。結果は、こんな感じでした。
性能表示では、シーケンシャル読み込みが560MB/秒、書き込みが530MB/秒なので、若干、読み込みも書き込みも仕様通りには出てませんが、SSDとしては普通な感じです。特に際立つ部分もなければ、見劣りする部分も無い感じ。
Samsung SSD 500GB 860EVOのベンチマークが、こんな感じなので若干見劣りします。値段は度外視で性能を極めたい場合はサムソン製の方が良いかもしれません。
まとめ
WD製の3D NANDを採用されたSATA接続のSSD「WDS100T2B0A-EC」を開封してみました。ベンチマークを読み取りと書き込みの速度を計測してみたところ、仕様より若干低い値になってしまいましたが、SSDとしては普通の性能でした。
Samsung SSD 500GB 860EVOなどの他社製品と比較すると、性能的には若干低いベンチマークなので、性能を重視するのであれば注意した方が良いかもしれません。
逆に、コスト重視で古いパソコンの性能アップをコスパで考えると安価で性能アップができるパーツとしては最適だと思います。
SiliconPower A55 SSDの性能が気になる方の参考になれば幸いです。
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