ブックオフで見つけた、掘り出し物的な「EX MODEL SAKAMIS & MAGELLAN」キット。先回、試作で造形したブースターロケットのパーツを量産して、今回は仮組みをしていきます。
量産
先回、試作したデータを使って量産をします。ほどよくパーツが大きいので、造形するプレートに配置する数が少なくて、合計で8回(所用時間16時間)造形を行い、かなりの数を量産しました。
プラ板やプラ棒で制作すると、嫌になるような数ですが3Dプリンターなら、待てば造形物が得られるので、便利です。プラ材を加工する技術よりも、画面上で設計したデータを造形する際のリスクをどこまで軽減させるかという技術が必要になります。
造形物の表面処理
私の場合、サポート材を付けたまま洗浄に使ったアルコールを乾燥させて、2次硬化を行います。
造形面側の再現される精度はあるので、こちらは無加工ですが逆側(特にサポート材と造形プレートの間)の面は樹脂が溜ったりして、精度な無くなるのでなるべく見えない部分になるようにします。
表面がボコボコのままだと、他のパーツ都の合わせ目が均一でなくなるので、紙やすりで表面処理をしています。
その際、プラ材と違ってレジンはかなり硬い(特に2次硬化した後)ので細かな番手だと削れないので、240番くらいで力を入れずに表面を擦って平滑にするようにしています。
表面処理をしたパーツをアルミパイプに通して仮組みします。あれだけあったパーツが組み合わせると、5本分のロケットなります。
基部になるパーツと組み合わせると、こんな感じ。
丸いパーツの宿命ですが、表面がポリゴンのように角があるので、まとめてペーパーを掛けると、丸に近づきます。
仮組み状態ですが、設計通りに造形できました。
まとめ
今回は「EX MODEL SALAMIS & MAGELLAN」キットのマゼラン用に造形した大気圏離脱ブースターロケットの1段目のロケット部分のパーツを量産化して仮組みを行いました。
3D CADの画面でデザインしたパーツが目の前で設計通りに組みあがると、かなりの達成感を感じます。
造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
次回はEX マゼランの大気圏離脱ブースターの1段目のロケットを設計していきます。
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