ブックオフで見つけた、掘り出し物的な「EX MODEL SAKAMIS & MAGELLAN」キット。先回、塗装したブースターロケットの造形物を組み立てていきます。今回は船体の塗装を行っていきます。
今回は作業時間が取れず、短めの記事なのでご容赦ください。
流石EXキットのモールド
そもそも、EXキットはコストを度外視した金型で成形されるキットなので、かなり精細なモールドがパーツに施されているので、今回は張り切ってスミ入れをしていきます。
デカールよりも簡単にディティールアップができる作業なので、やらない手はありません。使う材料は、スミ入れ用の塗料と綿棒、そして薄め液。
昔は、エナメル塗料を薄めたのを使っていましたが、最近ではスミ入れ専用の塗料もあるので、かなり手軽に作業ができるようになりました。
早速、脱出用ポッドの上側でテスト。この部分、通常時はマゼランとドッキングして見えなくなるので、テストには最適な場所です。
こんな3センチ四方のパーツに、これだけのスジ彫りモールドが入っています。通常のHGキットではあり得ない量です。流石EXキット。
後は、ひたすら船体のモールド部分にスミ入れ塗料を流し込んでいきます。多少はみ出しても、後で拭き取ればいいので構わず、どんどん塗料を流し込んでいきます。
塗料が乾かない状態で、綿棒などで拭き取るとせっかく流し込んだ塗料まで無くなってしまうので、付け過ぎた時やはみ出した時でも、乾くまで放置します。あとで薄め液を含ませた綿棒で拭き取れば、簡単に取れるので、焦らず乾くまで待ちます。
スミ入れ作業をするパーツは、クリア塗装を事前にしておくとキレイに仕上がります。つや消し塗料をしている場合には、表面がザラザラしているので、パーツのモールドよりも先に、塗膜のザラザラに塗料が入り込んでしまい、滲んだようになってしまうので、表面がツルツルになるようにクリア塗装をしておきます。
拭き取りのコツ
モールドに流し込んだ塗料が乾燥したら、綿棒を使って余分な塗料を除去していきます。薄め液を含ませた綿棒(付け過ぎないように注意)で塗料のはみ出た部分を力を入れずに擦ります。(力を入れ過ぎると、せっかく流し込んだ塗料までモールドから取れてしまうことがあります)
数秒間待って、今度は乾いた綿棒で擦って塗料を剥がします。この時も力を入れ過ぎず、パーツの表面を綿棒でなぞるくらいの間隔で、薄め液で溶けた塗膜を剥がしていきます。
後は、この作業を納得がいくまで続けます。
まとめ
今回は「EX MODEL SALAMIS & MAGELLAN」キットのマゼラン用の船体にスミ入れを行いました。
EXキットは、パーツにかなり精細なモールドが施されているので、スミ入れをするとかなり見映えが良くなります。
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次回は船体の組立てをしていきます。
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