2021年11月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.63に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2021年10月にリリースされたバージョン1.62 に関する別記事もご覧ください。
テーマのプレビュー表示
エディターの機能とは直接関係ない機能ですが、テーマの配色がマーケットブレイスからインストールしない状態でプレビューできるようになっています。
Ctrl+K、Ctrl+Tの順でキーを入力すると[Marketplace Themes]が表示されて、テーマのキーワードを入力して表示された候補をリストで選択すると、インストールの手間なく配色がVSCでプレビュー表示されます。
以前のバージョンでもインストールされているテーマは同じ手順でプレビューすることができましたが、未インストール状態のテーマの配色がプレビューされるようになったのは手軽にテーマを選べて、便利です。
危険なユニコード文字の検出
コード中に、ユニコード文字を検出すると、その部分に矩形が表示されて警告されるようになりました。
似たような文字や、空白文字になった状態でコードに含まれているユニコード文字が見つかると黄色い四角が追加され、コード番号がポップアップされるように改良されました。
サンプルコードなどを開いた場合、ユニコードの影響で予期せぬ動作を引き起こさないように注意喚起される機能のようです。
まとめ
今回の更新では、マーケットブレイスのテーマをインストールせずにプレビュー表示される機能が追加されていました。
その他にも細かな部分で改良が追加されていますが、今回はテーマのプレビュー表示とユニコード文字の検出がリリースノートの上の方に更新されていました。。
他の機能や詳細な部分は、1.63のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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